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2006年1月28日 (土)

がんばれ!キッカーズ の感想

 はっきり言ってこの作品、『キャプテン翼』の二番煎じです。
弱小サッカーチームに転校生が入ってきて、その転校生が
その地区の天才ゴールキーパーと対決し、そしてチーム同士の試合に発展……。
まんま『キャプテン翼』です。
しかしながら、その後は独自路線をひた走り、
それなりのオリジナリティを出せたように思えます。
原作もそうですが、特筆すべきはむしろアニメの方で、
元祖電波系アイドル(だと思う)、西村知美が主題歌を歌ったり、
また、声優としてもゲスト出演したりと、それなりに力を入れていたように思います。
しかも、水島雄というライバル役を水島裕が演じたり、
アニメオリジナルキャラ、放送部の徳光が、まんま徳光和夫だったり、
それでいて、そんな徳光が、
「驚き桃の木山椒の木、波乱万丈、銀河万丈………以下略(ってか覚えてない)」
(ちなみに、このアニメに銀河万丈氏は出演されていません)。
とか言ったりと、なぜかマニアックな声優ネタが多いのも特徴の1つです。
西村知美の出演は別として、声優ブームでもない当時になぜこのような事を
したのでしょうか?
そして、誰を、どの年齢層をターゲットにしてたのでしょうか?
考えれば考えるほど、謎は深まるばかりですが、
残念なことに、このアニメも全23話と、短命に終わってしまいます。
そして、それは漫画の方も同じで、地区大会優勝を決めるものの、
全国大会までは描かれず、全18巻にして終了しました。
『キャプテン翼』の二番煎じと言われていただけに、
「まあ、よくもった方だよな」と言うのが、大方の評価だったのですが、
私の記憶が確かならば、一点だけ特筆すべきところがあります。
それは、アニメで出てきた「倍速シュート」です。
どんなシュートかと言うと、1人が相手ゴールとは逆の方向にシュートを放ち、
もう1人がそれを打ち返す形でシュートを放つというものです。
そうすることで、シュートの威力・スピードが倍化されるのですが、
このシュート、どこかで見たような気がしませんか?
そうです、『キャプテン翼』に出てきた中国ユースの肖俊光の技、
反動蹴速迅砲や、『シュート』に出てくる藤田東の松下が得意とした
カウンターシュートと同じなのです。
『キャプテン翼』の二番煎じ等と言われながらも、この作品が『シュート』や
『キャプテン翼 ワールドユース編』といった後のサッカー漫画に
多大な影響を与えようとは、当時誰が予想できたでしょうか?

 以上のことから、この作品は決して侮れるものではなく、
むしろ、個人的にアニメのみにおいては、『キャプテン翼』よりも上だったと思います。

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コメント

これはまたずいぶん懐かしい話題ですね。
そうそう、あったあったと思いながら楽しく読ませてもらいました。
ところで、アニメの最終回ってどんな話でしたっけ?

投稿: りょう | 2006年1月29日 (日) 14時55分

楽しめていただき幸いです。
しかし、最終回は私も観てないのでよく分からないのですが、天才GK上杉のいる南陽と試合したと聞いております。

投稿: J影虎 | 2006年1月29日 (日) 18時37分

ジャンプを読んでいたか、コロコロや学習紙の小学館系のどちらをメインで読んでいたかで感想は異なる。

投稿: k | 2006年5月14日 (日) 18時49分

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