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2006年2月18日 (土)

ウルトラマンゾフィー

 最初はめっさ強いと思ってました。
なにしろ、ウルトラ兄弟の長兄であり、ウルトラ警備隊の隊長なのですから。
この、ウルトラマンゾフィーが初めて登場したのは、「ウルトラマン」の最終回で、
この時彼は、ゼットンに敗れたウルトラマンをウルトラの国へ連れ帰っただけで、
特に戦ったわけでもなく、その強さを見せ付けたわけでもなかったのですが、
子供心に、私は「こ奴、できる!」と直感したものです。
もちろん、当時私はまだこの世に生を受けているはずもなく、
あくまで子供の頃に読んだ「ウルトラマン大百科」等の書物で読んだ知識に過ぎない
のですが、当然それらの書物に「ゾフィーはヘタレだ」なんて間違っても記述される
ことなどあろうはずがありません。
私の記憶が確かならば、どの本を読んでも、「ゾフィーは強い」みたいなことが
書かれていたと思います。
それゆえ、必然的に私も「ゾフィーは強いんだ」と思うようになってたのですが、
その後月日が経つにつれ、「本当にそうか?」と疑問に思えてきたのです。

 エースキラーの罠にはまり、ゴルゴダ星で他のウルトラ兄弟と共に十字架に
磔にされるゾフィー。
ヒッポリト星人によって他のウルトラ兄弟と共に石にされるゾフィー。
ウルトラ兄弟の中で真っ先にタイラントに敗れ去るゾフィー。

 どうして?あの人の勝つ姿が思い浮かばない。

しかし、そんなのはほんの序の口に過ぎません。
私が最もショックを受け、そして笑ってしまったのが、かのバードンとの戦い。
その時のサブタイトルは「タロウが死んだ!ゾフィーも死んだ!」
ネタバレしてることも含め、なんとも衝撃的なサブタイトルですが、
内容はもっと衝撃的でした。
タロウが負けるのはいつものこととして(笑)、
ゾフィーまでもが死ぬってのはどういうことだろ?
タロウを守る為、身を挺して怪獣の攻撃を喰らってしまうとか、そんな展開なのか?
と、好意的に考えていたら、
ちゃんとまともに戦った上で、ズタボロに完敗してるじゃないですか!

最初の方こそ、ゾフィーのテーマが流れる中、さっそうと登場し優勢に戦いを進めて
いたのに、とどめのM87光線を放った直後、戦況は一変。
普通ならば、ここで怪獣は爆裂四散するところなのですが、
なんと、バードンは持ちこたえ、猛烈な火炎放射で反撃に転じたのです。
するとゾフィーは、「あっちちち」と言わんばかりに、
慌てふためき、そしてあろうことか、バードンに背を向けたではありませんか。
戦闘において敵に背を向けるなど、即、死に繋がります。
案の定、程なくして、頭が炎上するゾフィー(これがまた笑える)は、
バードンに背後からくちばしでつつかれ、あえなく死亡。
当時、高校生だった頃、このウルトラマンタロウの再放送を観た私と友人達で、
「あれはちょっとないよな~」
「頭燃えてたね~」
と、話題騒然となったことは今でもよく覚えています。

 こうして振り返ると、やっぱゾフィーって大したことないなあと思えてなりません。
しかし、彼の最大の不幸は、彼以外の兄弟が全てテレビシリーズになってるのに、
当のゾフィーだけ、レギュラー番組になっていないこと(映画はあるみたい)でしょう。
各シリーズでゲスト出演すれども、レギュラーにはなれず、
挙句の果てに、負け戦ばかり目立つゾフィー。
そんな彼を私は同情せずにはいられません。

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