« ジャンプ19号の感想 | トップページ | 大黒 摩季 »

2006年4月13日 (木)

烈火の炎

Rekka









 この漫画を初めて読んだ時、私は率直にこう思いました。

幽々白書じゃん!

しかし、当時の私の周囲には、この漫画を知ってる人がおらず、
また、私がこの作品の話をしても、誰も興味すら示してくれなかったため、
私は、なんでこんなパクリが野放しになってるんだ?
それに、なんで誰もこの件について騒ぎ立てないんだ?
と、孤独と絶望感に苛まされたのでした。

 こうして月日は流れ、私の心の傷もようやく癒えてきたまさにその時、
私は驚くべき記事を見ることになったのです。
それは、宝島社の『このマンガがすごい!』という書物で、
そこに小さい記事ながらも、この『烈火の炎』が取り上げられていたのですが、
その内容が、まんま私が思ってることそのものだったのです。

 この時私はなんとも言えない喜びに満ち溢れました。
いや、喜びと言うよりも、感動と言った方が良いかもしれません。
「ああ、私と同じ考えの人もいたんだ」
「オレは決して1人じゃないんだ!」
私の心は実に晴れ晴れとしたものに変わりました。

 とまあ、そんな経緯があった為か、普通なら私はこのような作品は逆に擁護する
のですが、さすがにそんな気にはなれなかったし、今もその気持ちは変わりません。
ただ、一点だけフォローするならば、第二部以降はそれまでの『幽々白書』っぽさを
脱却し、それなりにオリジナリティを出せていたと思います。

 まあ、なんだかんだ言って私もちゃんと読んでいましたからね。
確かに第二部は割と楽しめたように思えます。
とは言え、やっぱ納得のいかないことも少々あるわけでして、
木蓮のような一度ならず二度以上も負けてる敵がやたら出てきてウザイことや、
敵でもない雷覇と風子がなんかよく分からん理由で潰しあったりしてたのが、
折角、敵味方入り乱れての息もつかせぬバトルの連続だっただけに、
ちょっと残念に思います。

 と、このように、第一部がまんま『幽々白書』の暗黒武闘会でなければ、
この作品はもっと凄い大作になり得たのかもしれませんが、
よくよく考えると、まんま『幽々白書』だったからこそ、売れたのかもしれません。
なんだかんだ言って、しっかりアニメ化までされましたからね。
それがちょっと腹立たしくもあり、また、「要は売れればいいんだよね~」とも
思えるだけに、実は子供の教育上はあまりよろしくない作品なのではないか?
と、色々考えさせられる作品です。

 ブログランキングranQ

|

« ジャンプ19号の感想 | トップページ | 大黒 摩季 »

感想リレー」カテゴリの記事

漫画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/55586/9579768

この記事へのトラックバック一覧です: 烈火の炎:

« ジャンプ19号の感想 | トップページ | 大黒 摩季 »