« 2006年4月 | トップページ | 2006年6月 »

2006年5月

2006年5月31日 (水)

ジャンプ26号の感想

 今回ほど、感想にも著作権を!と思ったことはございません。
今週号で明らかになった無我の境地の真実。
これに対し、某有名漫画のアレを持ち出す方のなんと多いことか。
けどねえ………。
あなた方のいる場所は既に私が2年前に通過してるんですよ。
こちらの27号の感想もご参照してください。
ちなみに、その後の予想は外れてます)
もっと言えば、最近話題になった樺地最強説(18号の感想を参照)も
最初に唱えたのは私なんですよ。
なのに、誰もそのことに気付いていない。
私はそれが悲しい!

ここでこんな風に言うと、なんかかっこ悪い気がしないでもないですが、
言わなきゃ分かってもらえないことでもあるんで、かっこ悪かろうがなんだろうが、
何度だって言ってやるぜ!

今回の無我の境地の一件と樺地最強伝説。

最初に唱えたのは私だからね!

 と、言いたいことも言って気持ちも少しばかりすっきりしてきたところで、
早速感想の方に入りたいと思います。

続きを読む "ジャンプ26号の感想"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年5月30日 (火)

とりあえず、何か書こう

 えー、現在更新が行き詰ってます。
しかも悪いことに、この状況はもうしばらく続きそうなのです。
そこで今回、何も書かないくらいなら、なんか書いちゃえ!
倒れる時は前のめりだ!
という趣旨で書き始めた次第なのですが、
ここで勘の鋭い方は、既に私が次に書くモノがなんとなく見えてきたことと思います。
そうです、「倒れる時は前のめり」という言葉、そして前回の感想が無限のリヴァイアス
であったことを考えれば、次に来るのは『スクライド』以外あり得ません。
そしてさらにネタをばらしますが、その次は『Dr.リンにきいてみて!』に決めています。

 しかし、この2作品は私にとって色々と思い入れの深い作品なんですね。
それゆえに、書きたいことがたくさんあり、それが中々まとまらず、
書けない状況が続いているというわけなのです。
なんという皮肉でしょう。
思い入れが強すぎるが故に、逆に感想が書けないのです。

 こう言うと、「じゃあ、今までの感想は特に何も思い入れがないの?」
と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実はその通りです(笑)。
だって、ウルトラマンゾフィーとか、そんなの何の思い入れもないですよ。
森高千里だって特にファンと言う訳でもないし、ライオンキングなんて観てすらいないし
逆に、思い入れがそんなにないからこそ、あれだけ冷静な感想を書けたのです。

 と言っても、全部が全部そうというわけではありませんよ。
尾崎の歌が好きなのは本当だし、ザ・グレートデンキは、せめて死ぬまでにもう一度
見てみたいし、デーモン小暮閣下に対しては敬意を払わずにはいられません。

 まっ、そういうわけで、散々訳のわからん言い訳をして参りましたが、
分かりやすく言うなら、見ず知らずの女の子をナンパすることは出来ても、
本当に好きな娘には中々告白出来ないようなもの…といったところでしょうか。

 いや、全然違うような気がするのは私も薄々感づいてはいるのですが、
当たらずとも遠からず…ってヤツです。はい。

 ってなわけで、次回の『スクライド』の感想まで、もうしばらく時間がかかることを
ご報告申し上げると共に深くお詫びいたします。

 でも、ひょっとしたらそれよりジャンプ26号の感想の方が先になるかも……。
なんせ、今回書きたいことが珍しくたくさんあるからねえ。
特にテニスとか………。

  
 ブログランキングranQ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年5月27日 (土)

ジャンプ25号の感想

  今週号を読んでみてふと思ったことは、物分りのいい奴が多すぎないかい?
ってことです。
弟の事を全てにおいて第一に考える雲水。
あわや失明、という目にあわされながらも、橘に対して恨みつらみを見せない千歳。
母親が死んだ原因である芸人達に対して恨みつらみを見せない圭右。
彼らはどうしてこうも理知的でいられるんでしょ?
ボクにはよく分かりません。

 しかし、物分りの良い人達の中で唯一共感できた方もいました。
それは香椎由宇さんです。
実写版デスノートでのインタビューでの、月とLどちらにも賛同できないという考えには
凄く共感出来ました。
って言うか、私と全く同じ考えではないですか。
「Lの手段を問わないやり方に賛成できない」
かつて私も同じようなことを感想で述べましたが、不思議とこういう考えを示してる
感想サイトって私の知る限りではあまりなかったんですよね。
だから、「ああ、やっぱり所詮オレは1人か……」と孤独感に苛まされてたわけですが、
香椎由宇さんのインタビューを読んで、自信が沸きました。
オレは1人じゃないんだ!って(最近、よく言ってるよなあ~このフレーズ)
え~そんなわけで、私は香椎由宇さんを応援します。

続きを読む "ジャンプ25号の感想"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年5月24日 (水)

無限のリヴァイアス

Cap740

 











 



 この作品について私が最初に抱いた感想は、
「いい作品だけど、もう一度観るのは躊躇うなあ」でした。
実際、最初の内は良かったんですよ。
ひょんなことから、宇宙船に閉じ込められた487人の少年少女達が、
お互いに助け合い、様々な困難を乗り越えてゆく……。
そんな感じでしたから。
「ああ、微笑ましいなあ。その調子で頑張れよ」
私はそんな風に温かい目で見ていました。
それが中盤になってからというもの、どんどんおかしな方向に行ってしまうんですね~。
ストーリーも、人間関係も、人の心さえも……。
戦況は激化、人心の荒廃、不満の爆発、暴力事件の続発……
それらに伴い、壊れていく人間関係、露になる本性、変わっていく人……etc。
観ていて本当に痛々しくなりました。

 しかも、主人公である相葉昴治(あいば こうじ)君ときたら、
主人公にありがちな、これと言って特に何の取り柄もないごく普通の少年であり、
これがまた必要以上に頑張るものだから、当初円滑だった人間関係もどんどん崩れ、
孤立する上に死にそうな目に合うのだから、それこそ目も当てられませんでした。

 さらに悪いことに、私は彼の考えにはあまり賛同できなかったんですよね~。
親友のイクミも言ってたことですが、彼の正論はあの状況下では確かに痛すぎます。
言ってることは正しいのだけど、そんな風に人間割り切れるものでもないだろ?
とか思ってしまうし、投降を勧めるというのも、今までの戦闘の経緯を考えると
無謀と言うより他ありません。
たまたま敵艦のコンラッド艦長がこれまたどういうわけか心変わりし、
救助の手を差しのべてくれたから良かったようなものの、
もし、あの場でコンラッド艦長が心変わりしなかったら、全員死んでいたかも
しれないのです。

 それゆえに、この辺りをもう少し納得のいくように描いて欲しかったなあというのは
ありますが、取りあえずはハッピーエンド………
(とは必ずしも言い切れない。彼らの世界の未来は決して楽観視出来ないものだから)
を迎えることが出来たのだから、「まっいいかな」と思えました。

 そんな訳で、前述したように、この作品は何度も見返す…には痛々しいのですが、
まだ観たことのない方にとっては、決して損にはならないし、
色々と考えさせられる作品でもあるので、機会があればぜひ一度ご覧になられては
いかがでしょうか?

 【関連情報】
バンダイチャンネル  ただ今絶賛配信中。
無限のリヴァイアスDVDシリーズ


 ブログランキングranQ

 ※ 以下に「続きを読む」が表示されてますが、続きはありません。
    どうやっても消えなかったので、そのまま表示させてます。
    ご了承下さいませ。

 

続きを読む "無限のリヴァイアス"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年5月21日 (日)

結構どーでもいいお知らせ

 次回より通常モードに戻ります。
えーと…前回どこで終わったっけ?
あっ、そうだそうだ、「完全覇道マニュアル はじめてのマキャベリズム
で終わってたんだった。
ってことは、次は「む」で始まるものか……。
む…む…む…………。
夢魔……無明察相翫……無無明亦無……無無明亦 無無明尽………。
なんかどんどんと、お経に近づいているなあ。
これは意外に難しいぞぉ~。
まあ、ちょっと考えれば色々あるんでしょうけどね。
ムシキングとか……。今回は書きませんけど。

 とまあ、そんなわけですので、次回より「む」のつくモノで再開致します。
もっとも、次回がいつになるかは分かりませんが………。


 ブログランキングranQ
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東京幻想~J影虎東京編~エピローグ2 旅のお供

 先日、東京まで旅行に行った時、音楽というものは我々の生活に欠かせないもの
だということを改めて痛感させられました。
もし私があの時、オーディオプレイヤーを持っていなかったら、
退屈で退屈で死んでいたのではないか?とすら思えます。
いささか大げさな気もしますが、やはり旅行のように、長時間の移動が伴う時は
時間を潰すための、退屈しのぎになるものが必要であり、それは本だったり
携帯ゲーム機だったりと、色々あるのですが、乗り物酔い等のことを考えると、
この「音楽を聴く」というのが、最も手軽で安全でシンプルかつ効果絶大だと言える
のではないでしょうか?

 とまあ、そんなわけで、今回は私が東京旅行に際して、「旅のお供」となった
数々の名曲・珍曲をご紹介したいと思います。
と言っても、別にここで紹介する曲が私の一番好きな曲だとか言うわけでもなく、
選曲はパソコンに入ってるモノを割と適当にぶちこんだだけなので、
なんでこんなのが入ってるんだ~と自分でも思うようなモノもあるかと思います。 
まあ、その時は適当に流すなり笑うなりして下さい。

前置きが長くなりましたが、早速始めたいと思います。
ぴちぴちボイスでライブスタート!!!

続きを読む "東京幻想~J影虎東京編~エピローグ2 旅のお供"

| | コメント (2) | トラックバック (6)

2006年5月18日 (木)

東京幻想~J影虎東京編~エピローグ やり残したことと新たな企画?

 今回の旅行でやり残したこと……。
たくさんありますね~。
もっと美味いモノ食べたかったし、色々お買い物もしたかったし、
それに、折角東京まで行ったんだから、かがみさんだけじゃなく、
他のサイトの管理人さんにも会ってみたかったな~と言うのはありますね~。

 もっとも、今回の旅行は突然の思いつきだったし、
何よりゴールデンウィークだったから、みなさんそれぞれに色々予定も
おありになったことだろううし、多分会おうとしても無理だったでしょうけどね。

 でも、その内また機会があれば、前もってアポをとり、
どこかのサイトの管理人さんに会いに行ってみるのも面白いかなあ等と
考えています。
そうですねえ、『田舎に泊まろう』みたいな感じで企画化するのも良いかも。
そしてそこで、色々と対談したり、何か勝負事(ゲーム)でもしたり………。
うん、やってみると面白そうかも。

 ただねえ……やっぱ金かかるよなあ。
行けるとしても、私の場合は、せいぜい土日を利用して九州内が限度だろうし……。

 ……と言う訳で、どなたかに引き継ぎたいと思います。
まだやってもいないのに引継ぎなんて、「無理が通れば道理が引っ込む」ってなモノ
ですが、無理は承知の男の世界!
そんな男気に溢れた方にやっていただきたいと思います。

 とは言え、これが出来る人と言うのは時間的にも金銭的にも余裕がある人でないと
無理っぽいですよねえ。
しかも、金があるからと言って、そんな簡単にほいほいとする方もいないだろうし…。

 となると、これは案外、学生がやるのが一番いいのかもしれない。
うん、少なくとも時間は十分にあるわけだし、
後は頑張ってバイトしたり株やったりして金稼げばいいだけのことだし。
(って、なに簡単に言ってんだよって話ですよね?いや、ホンマすんません)

 それに、これは社会人になってからは中々出来るものでもないし、
むしろ、学生だからこそ出来ることではなかろうか?

 うん、昔からかわいい子には旅をさせろって言葉もあることだし、
人は旅をすれば少なからず成長するものです。
ましてや、そこで他のサイトの管理人さんと色々お話するというのも
良い社会勉強ではないですか。

 と言う訳で、ぜひこれを学生の方にやって欲しいと思うのですが……。
私が知ってるサイトの管理人で学生の方って………。
MAZIN さん………いやさ!孜瀬さん!

 ……と思ったけど、既にサイトは閉鎖してるし、コンタクトも取れないんだった…。

 うーむ、では…………。

おめえの出番だ!村長さん

 ……と、勢いよく悟空みたいなノリで言ってみたら、
なんか休止されていた………。

 なんて間の悪さだ。
つくづく、この世で一番大切なものはやっぱりタイミング……。
だということを痛感させられます。

 まあ、そんなわけですので、どなたかやってみてはいかがでしょうか?

               PS:村長さん、野中先生みたく辞めないでね。

  ブログランキングranQ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年5月17日 (水)

ジャンプ24号及び23号の感想

 今回よんどころのない事情で、23号と24号の感想をまとめてお送りします。
24号はともかく、今更23号なんて…とか言わないでね。
それでは早速参りましょう。ぴちぴちボイスでライブスタート!!(違っ)

続きを読む "ジャンプ24号及び23号の感想"

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2006年5月15日 (月)

東京幻想~J影虎東京編~夢の終わり…現実のつづき…

 長かった旅もようやく終焉を迎えようとしていた。
ああ、これで明日から仕事か~。
………働きたくねえ~。
私はボンヤリと窓の外を眺めながら、ため息混じりにそう呟いた。

 電車は先程佐賀を通過し、どんどん長崎へと近づいていく。
この様子では、後1時間もしない内に、長崎の某市に到着することだろう。
いよいよもって夢の終わり……か。

私は座席のレバーを引いてシートを倒すと、ぐったりともたれかかった。
久々に楽しい休暇だったなあ……。
目を閉じれば、この5日間の出来事が走馬灯のように脳裏に浮かんでくる。

 ・地震の影響でダイヤルに乱れが生じ、山口まで乗り継いだこと。
 ・寝台車でチンピラ崩れのおっさんとガンの飛ばしあいをしたこと。
 ・聖地-秋葉原を堪能できたこと。
 ・かがみさんに会ったこと。そして、ライブを見れたこと。
 ・ライブに参加した多くの人と色んな話ができたこと。
 ・東京の佐世保バーガーを食べたこと。
 ・荊木さんとAさんと、夜の新宿、歌舞伎町を徘徊したこと。
 ・初めて個室ビデオに入ったこと。そして寝泊りしたこと。
 ・足に豆が出来たにも関わらず、その足で秋葉原、原宿を徘徊したこと。
 ・金がいつの間にか3千円しかなくって、ブルーになったこと。
 ・金がないので、お土産買うのを泣く泣く断念したこと。
 ・帰りの新幹線の手配をする際に、駅員にハメられ、博多で一泊
  するハメになったこと。
 ・博多で泊まったカプセルホテルが、それまでで一番快適だったこと。
 ・結局、博多ではブラブラとほっつき歩いただけで、特に何もしなかったこと。

 本当に色んなことがあった。
楽しいこともあれば、ムカつくこともあった。
苦しいこともあれば、嬉しいことも、ちょっぴり悲しいこともあった。
でも、今となっては全部全部いい思い出…………だとは言えないかもしれないが、
まあ、そう思うことにしよう。うん。

                   そして、色んな人達に会った。



 ・鳥栖駅での応対の悪い駅員。
 ・同じく、鳥栖駅で懇切丁寧に山口までの乗り継ぎを教えてくれた駅員さん。
 ・寝台車で出会った、目つきの悪いおっさん。
 ・山手線に乗ってる時、私が席を譲った事に何度も何度も頭を下げたお婆さん。
 ・無善寺の場所を聞いても、「知らん」の一点張りだった高円寺のキヨスクの
  おばちゃん。
 ・対照的に無善寺までの道のりを丁寧に教えてくれたお巡りさん。
 
 ・そして、ライブに参加されてた方々(以下列挙)
  ・
かがみさん
  ・
死神さん
  ・豊福メイジさん
  ・
ファントロノウムのみなさん
  ・
賃貸人格さん
  ・
青い花さん
  ・
無善法師さん
  ・
アムの解散さん
  ・国さん
  ・はいからさん(着物を着てた女性。仮にこう呼ばせていただきます)
  ・はいからさんのお連れの方
  ・荊木さん
  ・Aさん(聞いた名が本名っぽかったんで、仮にこう呼ばせていただきます)

 ・歌舞伎町の黒服のみなさん
 ・サウナの受付にいた感じの悪いおばちゃん
 ・個室ビデオの、ちょっととぼけたバイト君
 ・私をハメた東京駅の駅員(ほとんど被害妄想です)

……本当にたくさんの人に出会った。
良い人もいれば、ムカつく奴もいた。
面白い人もいれば、すっとぼけた人もいたし、人見知りする子もいた……。
でも、今となっては「みんな仲間だ 仲良しなんだ~♪」ってね。
いや、そりゃあちょっと違うんじゃないか?と思える人もいるけど、
まあ、そう思うことにしよう。うん。

              本当に色んな人に会い、色んなことがあった。

 今でも目を閉じると、それらがついさっきの出来事かのように思い浮かぶ。
しかし、それらは同時に本当に現実の出来事だったのか?とすら思えてしまう。
まるで幻想であったかのように。
それほどまでに、この5日間の旅は私にとって充実したものであり、
また、かけがえのない思い出となっていたのだ。

 明日からまた仕事……。
嫌なタイミングで嫌な事を思い出す。
しかし、それもまた現実であり、向き合っていかなければならないのだ。
楽しかった夢のような日々は終わり、明日からまた厳しい現実の続きが待っている。
ならば、せめて今日という日が終わるまで、夢の中に浸ることにしよう。
私はそう思うと、ゆっくりと目を閉じ、心地よい電車の揺れに身を任せ、眠りについた。

                        完

  【東京幻想~J影虎東京編~ のテーマ】

 ネットの中で 信じあえる

 ジェネレーション

 大人達には 意味不明な ネタで

 皆を繋げる

 TOKYO ONE NIGHT

 ILLUSION

 黒いネタの華が咲く

 高円寺で ライブ見るのさ

 孤独のBOKUを 癒すために

 剥き出しのライブはいつも

 腰と足を痛めるけど

 愛は振り続ける

 

      ※ この物語は、J影虎の体験を元にした正真正銘の実話です。
         所々大げさな表現がありますが、ジャロには訴えないでね☆

 ブログランキングranQ

| | コメント (0) | トラックバック (3)

東京幻想~J影虎東京編~最後のヤマ場

 どれくらい眠ったのだろうか?
気がつけば辺りはすっかり夜になっていた。
窓から外の景色を見てみるが、そこがどこなのか見当もつかない。
時計は22:00をまわっていた。
何時に着くんだっけ?
私は今の今までそんなことも知らないでいたことに気付き、
財布の中から切符を取り出した。
到着 11:58。
そこにはそう書かれている……。
私はサーッと血の気が引いていくのを感じた。
11:58………?

 しまった、やられた!
私は頭を抱えた。
そう、私は当初寝台車で帰るつもりだったのだ。
ところが、寝台車より新幹線が安いということで、よく考えもせず急遽変更したのだ。
つまり、博多に着くのは明日の朝という予定が、一日繰り上がってしまったのだ。
しかも、到着は夜の11:58……。
当然そんな時間に長崎行きの電車があろうはずもない。
それはすなわち、博多で夜を過ごさなければならないことを意味する。

 なんてこったい。
私はがっくりとうなだれた。
そう言えば……。
あの時の駅員、今思えば何やら意味ありげな笑みを浮かべていた気がする…。
オレは奴にハメられたのか……?
私は苦々しく表情を歪めた。

 しかし、今更こんな被害妄想を抱いていても何の解決にもならない。
私はそう気持ちを切り替えると、取りあえず宿を確保することにした。
ポケットの中から携帯電話を取り出し、iモードで博多の宿を検索した。
こういう時に携帯電話は使えるから便利だ。
私のPSPとは大違い……。
私はボソッと呟くと、博多周辺で値段が3,000円~5,000円の宿に該当するモノを
抽出した。

 こうして私は、博多駅から徒歩3分の3,150円のカプセルホテルを予約できた
わけだが、これでまた出費がかさんでしまったことに頭を痛めた。
結局、トータルで寝台車より高くなったじゃねえか、コンチョクショー!!
節約しようと決めた傍からこんなんじゃ、先が思いやられるぞ。
そう思いつつも、その時既にジュース代やら食事代やらで既に千円以上使ってる
ことについては特になんら反省することもないJ影虎であった。

                         つづく

 
 ブログランキングranQ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年5月14日 (日)

東京幻想~J影虎東京編~さらば東京、また来る日まで

 長かった東京での観光もいよいよ終わりの時が近づいていた。
今回の旅で私が得たモノは計り知れない。
聖地-秋葉原も堪能出来たし、『ドルネ・ケバブ』も美味かったし、
かがみさんのライブも見れたし、他のバンドの方々と色んな話も出来たし、
荊木さんに新宿、歌舞伎町を案内してもらったし、
東京の佐世保バーガーも食べれたし、初めて個室ビデオにも入ったし……etc。
本当に色んな経験が出来た。
これらはきっと、今後の私の人生において大いに役立つことだろう…多分…。

 しかし、その代わりと言ってはなんだが、私の足はその時既にボロボロであった。
そう、東京に来てからというもの、やたら歩いて回ることが多かったからだ。
おかげで足の裏にはしっかり豆ができているし、歩くとやたら痛む。
だが、そんなコンディションでありながらも、今日も個室ビデオを出るや否や
秋葉原や原宿を歩いて回っていたのだから、オレはひょっとしてM属性があるのかも。
と、一抹の不安を感じずにはいられなかった。

 まあ、そんなわけで、私は今18:50発博多行きの新幹線を待っている。
現在17:30。
まだ1時間以上もあるが、金もなく、行く所もなく、ましてややる事もない…。
その上ろくに歩けないのだから、駅の中で早くもスタンバってる方が良いと判断し、
こうして待合室に居座っているというわけだ。

 しかし、ここで私は1つ重大な見落としをしていたことに気付いた。
お土産はどうしよう?
そう、折角東京まで来たんだから、会社の同僚に土産の1つでも買っていくのが筋
というもの。
だが、そんな余裕は今の私にはない!

 さて、どうしたものか?
私は思いのほか悩み、葛藤した。
そして程なくして、ようやく結論を出した。

 よし、決めた!買わない!

我ながらなんともヒドイなぁ~とは思ったが、仕方ないではないか。
だって、お金ないんだから。

 幸い、オレは彼らにはこの連休をどう過ごすか教えていない。
もちろん、聞かれはしたが、「さぁ~どうしましょうかねえ。どこか行くにしてもせいぜい
福岡くらいですわ。まあ、それで行ったとしても2日くらいが限度ですかねえ」
とくらいにしか言っていない。

 ゆえに、もし仮に後で聞かれたとしても、
「いや~博多に行きましたけど、どんたくで全然動きが取れませんでしたよ~。
仕方ないんで、学生時代の友人と飲んだくれてましたわ~」
とでも言えば良い。
これで会社の同僚対策は完璧!!
ゆえに、土産も買う必要はナッシング!

だが、それ以前に忘れてもらっては困るのだ。

このボクは彼らにお土産を買う義理はあっても義務はない…ということを…

 …そんなわけで、唯一抱えていた問題も解決し、後は新幹線を待つだけとなった。
さすがに1時間以上も待つのは苦痛以外の何物でもなかったが、
小説、『涼宮ハルヒの憂鬱』を読んだり、音楽を聴くことでなんとか退屈だけは凌げた。
なぜかPSPが、いつの間にかバッテリー切れという事態に陥っていたのが、
ちょっと腑に落ちなかったが(って言うか、こいつ全然使えないなあ)、
今更取り立てて問題にすることでもなかった。

 こうして時は流れ、ようやくと言うか、ついに博多行きの新幹線が到着した。
待ちに待った帰りの新幹線……。
のはずなのだが、いざ帰るとなると、さすがに色々と名残惜しくなるから不思議だ。
しかし、それでも帰らなければならない。
私は色々と思うところがありながらも、ぎこちない足取りで新幹線に乗り込んだ。
連休もいよいよ明日で終わり。
それゆえ、乗客も多いだろうと思っていたが、意外に中は空いていたので、
ちょっと驚いたが、これは好都合とプラス思考に転換し、私はすぐさま眠ることにした。

 疲れが溜まっていたのか、私は新幹線が発車する前に浅い眠りにつき、
そして程なくして新幹線はゆっくりと走り出した。
さらば東京、また来る日まで……。
それがいつの日になるか皆目見当がつかないが、私はその日が来ることを信じて、
ウトウトとまどろむ中、東京に別れを告げていた。


                         つづく

 ブログランキングranQ

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東京幻想~J影虎東京編~お金がない

 お金がない

そんなドラマがあったなあ~。
私は駅のベンチにもたれかかり、現実逃避していた。
しかし、現実とは夜空に浮かぶ月のようなもの。
どこへ行こうと、どう逃げようと、どこまでも追ってくるものである。

 …受け止めるしかないか…。
私はそう覚悟を決め、再度財布の中身を確認した。
1……2……3…枚……。
千円札が3枚……。
なに、これ?
もう一度よく中身を見てみる。
1……2……3…枚……。
千円札が3枚……。

 ………。
って、何をオレは『いちにのさんすう』みたいな事やってんだ!
私は自分にツッコミを入れつつも、どうあがいても現状、千円札が3枚しかないという
事実をようやく受け入れることにした。

 まいったなあ~。
オレそんなに使ったか?
これは何かの間違いじゃないか?
私はそう思い、東京に来てからのことを思い出してみた。
だが、悲しいことに、心当たりは泉のごとく次から次から浮かんでくる。
こうなると、もう認めるしかない。
私はふぅ~とため息をつくと、これからの事を考えることにした。

 困ったわね~。この余裕のない時に……。
正直、私は途方にくれていた。
所持金が3千円って………。
3枚の御札じゃあるまいし。
いざと言う時以外使うなってか……。
私はため息をついた。

 もちろん、3千円はしょせん3千円。
3枚の御札みたいなご加護があるわけでもないし、
それ以前に、ヤマンバに追いかけられるようなこともない。
3千円はどこまで行っても3千円でしかなく、それ以上でもそれ以下でもないのだ。

 仕方ない。
どうせ何か買う訳でもないんだから、節約するか。
私はそう思いかけたが、即座にその考えを振り払った。
ダメだ!生ぬるい!
節約?そんな考えだから、ズルズルと使ってしまうのだ。
それに、15日の給料日までまだまだ日数はある。
もちろん、口座にはまだ残金が幾らかは残っているが、
10日にクレジットカードの引き落としで2万5千円程消費する。
となれば、実質残金は約1万3千円くらいであろう。
確かにこれだけあれば、14日までしのぎきれないことはない。
と言うより、余計な出費さえしなければ十分過ぎる程の金額だ。
だが、それゆえ、出費は必要な食費以外は極力抑えなければならない。

そう、この先オレは一銭たりとも無駄にする訳にはいかんのだ~!!!

 しかし、私はそう決意した傍から、自販機で缶コーヒーを買っていた。
これくらいイイよね?というとことん自分に甘い考えの元に……。

 こりゃあ、14日まで結構大変だぞぉ~(風助 風に)。
自分の事でありながら、まるで他人事のように呆れ返るJ影虎であった。

                         つづく

 ブログランキングranQ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年5月13日 (土)

東京幻想~J影虎東京編~初めての個室ビデオ

 個室ビデオ………。
聞いたことがある。
なんでも、室町時代、厳しい年貢の取立てに苦しめられた民衆が、
憂さ晴らしのためにはじめたのがルーツだとかなんとか……。
もっとも、それが本当なのかどうなのかは定かではないが、
そこは何人にも侵されない聖なる領域であり、
誰に気兼ねすることなく、誰からも何物からも邪魔されることなく、ただただ思いっきり
エロビデオを観れるという、まさに男にとっては桃源郷のような所なのだそうだ。

 しかし、そうは言っても、私にとっては縁のないモノでしかない。
別に個室を借りてまでエロビデオを観ようとも思わないし、
第一、1人暮らしをしている私にとっては、そんな必要などまったくない。
ゆえに、今後利用することもないだろう………。
少なくとも、私は最近まではそう思っていたのだが、よもやここに来て個室ビデオを
利用するはめになろうとは、本当に人生何が起こるか分からないものである。

 私はそんなことをぼんやりと考え、

ちょっ……私は別にエロビデオ観る為に来たんじゃないんだから!
宿がないから仕方なく来たの!勘違いしないでね!

と、ツンデレ風に(って言うか、1人だけでツンデレは成立するのだろうか)
誰にともなく断りを入れると、覚悟を決めて目の前の個室ビデオに入ることにした。

 ………ドックン…ドックン……。
緊張と不安で心臓の鼓動が激しく脈打つ。
それほどまでに、私は内心激しく動揺していた。
なにぶん初めての経験だし、自分の信念を曲げてまで行くのだ。
これで心穏やかでいられるはずがない。

 落ち着け……。普段どおりでいいんだ!
いつものエロビデオを借りる時のように振舞えばいいんだ。

 私はそう自分に言い聞かせ、ようやく平静を取り戻すと、
勢い良く入り込んだ。
だが、私はそこで驚愕の光景を目にすることになる。
なんと、店員がこともあろうに、寝ていたのだ。

 さすがの私も、これには『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』
に出てきた梨本小銀のように、思わずズッコケそうになったが、
なんとか持ち直し、息も絶え絶えになりながら「すいません」と声をかけた。

 すると、店員は即座に目を覚まし、「いらっしゃいませ」と応対してくれたが、
その後、完全に沈黙してしまい、私との間に妙な「間」が生まれた。

 「…あの…えーと……。客です」
私はなんとも間の抜けた事を口走ってしまったと、言った直後に思ったが、
これに対する店員の返答はさらに輪をかけたとんちんかんなモノだった。

 「DVDとビデオ、どちらかお選び下さい」

 それ以前にもっと説明すべきことがあるだろ!
私はそう思ったが、それを言うとなんだかもっと面倒くさい展開になりそうな気がした
ので、「じゃあ、DVDで」とだけ答えた。

 「では、6本選んできてください」
店員の男はそう言うと、私にかごを手渡した。
あ~あ、面倒くさいなあ。
私はそう思いつつも、店内にある、おびただしい数のエロDVDを物色し始めた。

 私がここに来た目的。
それはあくまで宿代わりにするためのことでしかないのだから、
わざわざ真剣に6本ものエロDVDを選ぶ必要もなく、
それこそ、適当に取って会計を済まし、さっさと部屋に行って寝れば良いだけの話
なのだが、これも「悲しき男の性」ってヤツでしょうか?

 気がつけば私は「あれでもない、これでもない」と、店内をあちこち回りながら
真剣に選んでいたのです。

 こうして約20分が経過した後、私はようやくカウンターに戻り、
「8時間 3,000円 マットベッド付」のコースを選択し、会計を済ませました。

 その後私は部屋へ入り、早速寝ることにしたのですが……。
借りてきた6本のDVDが気になって気になって仕方ありません。
気がつけば、あろうことか!私はDVDをセットしていたのです………。
これも「悲しき男の性」ってヤツでしょうか。

 私が眠りにつけたのは、それから実に数十分経過した後のことでした。
ハァ~明日も(って言うか日付はもう既に変わってるから、厳密に言えば今日ね)結構
大変だぞぉ~(風助 風に)

                       つづく

 ブログランキングranQ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東京幻想~J影虎東京編~出現!リクライニングシート村の村人

 「シャワーが浴びたい」

その一言が全ての元凶だった。

 なぜなら、私のこのわがままな要望により、荊木さんもAさんも、
シャワーのある漫画喫茶探しに奔走することになったからだ。
ただでさえ、皆疲れが見え始めていると言うのに、こんなどこぞのお嬢様のような
私の我がままに付き合わされたのだから、お2人もたまったものではなかっただろう。

いや、ホンマすんませんでした、その節は!
今更ながら、この場でお詫び申し上げます。

 …まあ、そんなわけで、私達はシャワーのある漫画喫茶を探して回ったのですが、
結局、シャワーを完備している所を見つけることは叶いませんでした。
しかし、漫画喫茶を探している際に、サウナを見つけたので、
私達はそこで別れることになりました。

 私はサウナへ、Aさんは近くの漫画喫茶へ、そして荊木さんはNO.5さんの元へ…。

 さすがに名残惜しいものがありましたが、みんな自分の進むべき道をようやく
歩き始めたのです。
それをこんな私の感傷的な気持ちで止めることが出来ましょうか?
いや、出来ない。
ならば笑顔で別れようではないか。また会う日が来ることを信じて……。

 …こうして1人になった私は、早速サウナに行ってリフレッシュすることにしました。
荊木さんによると、この時間帯だとヤーさん系の人がいるかもしんないとのことだった
ので、ちょっと不安でしたが、幸いそういう系統の人はいませんでした。
しかし、それでも長居はなにかと危険なので、仮眠室で一眠りしたい誘惑にかられ
ながらも、私は一風呂浴びるとすぐにその場を後にしました。

 さて、こうなってくると後は漫画喫茶を宿代わりにしてゆっくり休むのみです。
私は足早に漫画喫茶へと向いました。
ところがそこで思わぬ事態が発生したのです。

「リクライニングシートがある部屋を」

私がそう注文したところ、あろうことか、満室だと言うではありませんか!
まあよい。漫画喫茶はここだけではない。
他のところに行くからいいもんね~。
私はそう思い、他の漫画喫茶へ行きました。
しかし、そこでも同じ答えが返ってきたのです。
私はなんだか嫌な予感を覚えました。
そしてその後も、行く先々で「リクライニングシート」、「リクライニングシート」と、
おめーはリクライニングシート村の村人かっつーの!と言うくらい、
「リクライニングシートを!」と連呼したのですが、不幸なことに、どこも満室でした。

 シャワーがないばかりか、リクライニングシートもない………。
4件も回って、この散々たる結果はなに?
私は怒る気力も失せ、ただ茫然自失状態でした。
足はもうクタクタ、仮に歩けたとしても、そうすれば確実にまた汗をかいてしまう。
そうなれば、またサウナに行かなければならない。
かと言って、リクライニングシートでなければゆったりと寝ることは出来ない……。

 おいは一体どげんすれば良かとですかぁ~。

私は途方にくれました。
しかし、その時あるモノが私の目に留まりました。
個室ビデオ………?
それは荊木さんからも、いよいよもってどうしうようもなくなった時の最終手段として
勧められていたモノでした。

 さて、どうするか?
正直あまり気は進まないが、背に腹は変えられない。
よし、行くか。何事も経験だ。
私はそう決心し、恐る恐る目の前の個室ビデオに進んでいくのでした。

                         つづく

 ブログランキングranQ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年5月11日 (木)

東京幻想~J影虎東京編~J影虎の長い夜

 ボク達は新宿を目指してただひたすら歩き続けていた。
どうして?なぜ、新宿?
その理由は今となってはよく覚えていない。
新宿には、安いビジネスホテルや漫画喫茶がたくさんあるから……。
多分、そんな理由だったと思う。

 そう、それは遡ること約一時間前。
あの長かった熱き血潮のライブが終わりを告げた時、
行くあてのない私と、終電に間に合わなかったAさん(聞いた名前は本名っぽかったの
で、ここでは仮にAさんと呼ばせていただきます。眼鏡が似合う素敵な女性です)の為、
荊木さんが直々に、ボクらを新宿まで案内してくれることとなったのだ。

 こうしてボクらは今、新宿を目指して歩き続けている。
しかし、この先、ボクらの前に(厳密に言えばボクだけ)幾多の困難が待ち受けて
いようとは、この時まだ私は知る由もなかった。

続きを読む "東京幻想~J影虎東京編~J影虎の長い夜"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年5月10日 (水)

東京幻想~J影虎東京編~ライブの裏で……Ⅱ

 帰りの新幹線の手配が無事出来たことに安堵した私は、
急激に空腹感を覚えたので、なんか美味いもんでも食いたいなあ~と、
高円寺を徘徊し始めました。
するとどうでしょう!
インド料理の店、ステーキが安い『デビルズキッチン』、回転寿司、
ガスト……etc。ちょっと歩いただけなのに、いきなりこれだけの店を目にしたのです。
うわ~迷うなあ~。私はそんな嬉しい悲鳴をあげながらも、他にもっと美味いもんが
あるんじゃないのか?と欲張り、さらに歩き回ったところ、実に驚くべき光景を目に
したのです。

 それは、『佐世保バーガー』の店でした。
佐世保バーガーだとぉ!
私は大げさに驚いてみせた後、「ファーハッハッハ!」と不敵に笑いました。
「おもしろい!」
何が面白いのか自分でもよく分からないのですが、
佐世保出身の生粋の佐世保っ子であるこの私に「佐世保バーガー」とは笑止!
と、何が笑止なのかこれも我ながらさっぱり分からないのですが、
ともかく、そういう理由で「見定めてくれるわ!」と言わんばかりに、
食べてみることにしました。

 そして、食べたみたところ………。

 はっきり言って、よく分かりませんでした。

いや、「なんじゃそら」と言いたくなるお気持ちは分かりますが、
そんな味皇とか海原雄山じゃあるまいし、そんなどっちが上だとか分かりませんって。
ただ1つ断言できるのは、これは間違いなくスタンダードな佐世保バーガーだったと
言うことです。

 ただでございますねえ―
 佐世保バーガーと申しますものは
 それはそれは膨大な学問でございます
 その全てを堪能しようとなると、それはそれは………
 とてもとても………

と、どっかで聞いたような事を申し上げましたが、これもまんざら嘘というわけでもなく、
ほんとに佐世保にはハンバーガー店がたくさんあるんですねえ。
私も一度、地域密着の記事を!と思って、佐世保バーガー特集でもやろうかなあとか
思ったこともあるんですが、既にこんなサイトあんなサイトがありましたから。
ここまでされては、もう私の出る幕なぞありません。

 しかし、ここまで言ってしまった以上、ちょっと引っ込みがつかないので、
あくまで私の主観に基づく、佐世保バーガーの感想?を以下、述べたいと思います。

 【ラッキーズ】
やはりステーキバーガーがいいですねえ。
ステーキバーガーと言うのは、大概肉が堅くて食べづらいものなのですが、
ここのステーキバーガーはそのようなことはありません。
多分、これが一番食べやすいステーキバーガーじゃないかなあと思います。


 【ヒカリ】
私の会社の同僚達(特に女性)には一番人気の店。
ただ、私はまだここのバーガーを食べたことがありません。


 【ブルースカイ】
いつも閉まってるという印象しかなかったのですが、なんか不定期にやってるみたい
ですね。


 【ロン・サンドウィッチ店】
パンの焼け具合が最高ですね。
口にした時のあの、「パリッ」という食感がたまりません。
出来たらすぐに食べることを推奨されているだけあって、
持ち帰りではなく、店内で速やかに食べることをおススメします。
また、こちらにはスーパーロンバーガーなるものがありまして、
これはなんと、直径28cmの超特大サイズのハンバーガーで、
価格は2,500円という代物。
元祖でぶやでも紹介されたこともあり、知ってる方も多いのでは?

 …と、私が言えるのはこれくらいですかねえ。
って言うか、こんなにあるんかい!ってのが正直な感想です。
つくづく、世界は狭いようで広いんですね~。
自分の故郷なのに、まだまだ知らないことがこれだけある。

 そんな現実をしっかりと受け止め、なんでも貪欲に知る努力を人はすべきだなあと
今回の一件で思った次第であります。

 でも、味に関しては、かがみさんとも話しをしましたけど、
「普通だよね~」ってことに落ち着きました(笑)。

 まっ、でも、佐世保バーガーにも色々あるということで。

       これって全然東京編じゃねえよなぁ……

                                       つづく

  ブログランキングranQ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年5月 9日 (火)

東京幻想~J影虎東京編~ライブの裏で……

 熱き魂のライブはなおも続く。
だが、さすがの私もそろそろ限界が近づいてきた。
足は痛いわ、腰は痛いわ、喉渇くわ、腹は減るわ………。
それに、私には他にやることがあるのだ。
いささか不本意ではあるが、ここは外出自由という主催者の粋な計らいに大いに
甘えさせてもらおう。
そう思うが早いか、私は無善寺を跡にした。
そう、私にはやることがある。
そしてそれは可及的速やかに行わなければならない。
慌てずあせらず急いでやれ!
とかなんとか、『宇宙戦艦ヤマト』の誰かが言ってたなあ。
そんなことをぼんやりと考えながら、私は足早に駅へと向った。

 私のやるべきこと、それは何のことはない、帰りの電車の手配をすることだ。
ゴールデンウィークも残すところあと2日。
帰省ラッシュに巻き込まれたりするのは嫌なんで、こういうことは早めにやった方が
いい。
そう思ってのことだが、そこで私は驚愕の事実を駅員から聞かされる。
なんと、寝台車より新幹線の方が安いのだそうだ。
知ってましたか、奥さん?

 って、え~なにそれ?
ただでさえ、寝台車の方が新幹線より遥かに遅く、時間もかかるというのに、
その上料金も高いとあっては、それこそ寝台車いらねーじゃん。
おまけに、(PSPが出来ない程に)揺れは酷いし寝心地悪いし……。
って言うか、そんな豆知識よりも、あれだけの惨劇を経験しておきながら、
この期に及んでまだ寝台車で帰ろうとか思っていた自分にビックリですわ。
しかも、今日泊まる宿すらまだ決めていないのに、明日帰るための新幹線の手配を
しているオレは、なんてロックなんだろう!

 私はそんなアホなことを一瞬考えてしまった。
だが、即座に「けど、これってほんとにロックか?」と、急激に自信喪失してしまう。
ライブに来ている人達に聞けば答えは分かるかな?
な~んてことも考えてしまうが、なんとなく、「そんなものはロックじゃねえ!」とか
怒られそうな気もしたので、このことは私の心の中にそっとしまっておこう。
うん、それがいい。

 と、勝手に自己完結しつつ、明日の新幹線の手配が無事済んだことに、
取りあえずはホッとした私であったが、この時重大な見落としをしていたことに、
私はまだ気付いていなかった。

                         つづく

 ブログランキングranQ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年5月 8日 (月)

東京幻想~J影虎東京編~ライブ!ライブ!ライブ!

 かくしてライブの幕は切って落とされた。
一番手は、かがみさんのバンド、『真剣に解散を考えている』だ。
何度かネトラジで拝聴したことがあったが、本物はまた断然違う。
何より、かがみ氏の動きが凄かった。
飛んだり跳ねたり、所狭しととにかく動き回る。
最初にかがみさんを見た第一印象は「細いなあ」だったが、
このライブを見て納得。
これだけ動いていればどう間違っても太ることはないだろう。
にしても、凄い!
これはかなりハードな運動だ。
バンド活動をすることはダイエットにいいかもしれない……。
なんてことを言ったら、バンドやってる方に怒られそうではあるが、
ふとそう思った。

 とにかく、そんなこんなでかがみさん達のライブは終始圧倒されるがままに
終わったのだが、途中、かがみさんがシャツを脱いだ時に、下から『テニスの王子様』
のTシャツが現れたのは、ひょっとして笑うところだったのだろうか?
つくづく奥が深いなあと思わされました。

 さて、今更ではあるが、ここでこのライブについてご説明を致しましょう。
開場は12:30。そして13:00からスタート。
以後、16ものバンドにより22:00近くまでライブが続きます。
もちろん、私も詳細については全然知らなかったので、最初にプログラムを渡された
時は青ざめました。
え?ひょっとしてずっといなくちゃいけないの?

 幸いそんなことはなく、外出、再入場はOKだったので、私はホッとしましたが、
それでもやはり外出するということは、その間ライブやってる方に対して後ろめたさを
感じてしまうわけで、出来るだけいようと思ったのですが、やはりずっと座ってると、
足や腰が痛くなってくるわけでして、そういう訳で遺憾ながら全てのバンドのライブを
見ることは出来ませんでした。
そこで僭越ながら、私が見た限りでのバンドとライブの感想を以下記したいと思います。

 【新谷ギター教室】
本当にギター教室だったのでビックリした。
ライブはライブでも、これはお笑い系じゃないのか?
と、錯覚するくらいに面白かった。



 死神
度肝抜かされましたね。
内容については、ちょっと過激すぎたのでここで言及するわけにはいきません。
って言うか、いいのかアレ?
と、思わず心配になるくらいハードな内容の紙芝居でした。
こういう音楽の表現法もあるんですね~。



 豊福メイジ
消え入りそうな程にか細く、そして繊細な歌声が、アコーディオンの演奏と見事にマッチ
し、なんだかノスタルジックな気分にさせられました。
それまでのバンドが「動」なら、この方々は「静」の音楽であり、それが逆に一際目立つ
存在感を醸し出していました。
もっと分かりやすく言えば、癒し系の音楽と言ったところでしょうか。
ともかく、私は聞いていて素直に良いなあと思えました。
また、アコーディオンを演奏されてた方とは常に組んでいるわけではないということ
だったので、本来の豊福メイジの音楽も聴いてみたいものです。



 ファントロノウム
残念ながら最後の曲(『夏休み』という曲だったと思う)しか聞けませんでした。
しかし、女性だけのバンドということもさることながら、曲も歌も演奏もしっかりしており、
なにより、みんな可愛らしい方ばかりだったので、こんなことなら最初から聞いてれば
良かったなあと思えました。ほんとに残念。



 賃貸人格
うーん、なんと言ったらいいんでしょ?
とにかく凄かったとしか言い様がありませんし、うまく説明も出来ません。
なにより、見た目がいかにも大人しくて真面目そうな女性がされているのですから、
余計に驚きました。
しかも、実際に話してみると、本当に真面目な方なんですよね~。
それだけに、なんだか私と同じ感じがしてなりませんでした。
って言ったら、賃貸人格さんに失礼かな?(笑)



 青い花
PS2ソフト『スペクトラルソウルズ2』のエンディング/主題歌を歌ってる方々だそうで、
凄いなあと思いました。
こういうのも最近はすっかり疎くなってしまったので、猛省する所存です。
ゲームの主題歌なんて昔は得意分野だったのに……。



 無善法師
この会場である、無力無善寺の店主…いや、住職と言った方がいいのだろうか?
ともかく、そのような方もミュージシャンであったことに驚愕。
いや、しかしこれは当然と言えば当然なのかもしれない。
曲についてはさすがに年季がある分、特に詩において含蓄があったと思います。



 アムの解散
びっくりしましたね~。
てっきり店員さんと思っていた方がまさかこのバンドのヴォーカルだったとは。
私、普通にドリンク注文してしまいましたよ(笑)。
なんて恐れ多いことをしてしまったんでしょう、私は。
まあ、そんなこんなで、後ろめたさを感じながらも、拝聴させていただいたのですが、
中々ノリのいい曲ばかりで、いい感じでした。
周囲のみんなも盛り上がっていたし。



 【国】
ラストを飾ったのはこの方。
歌と言うよりも、漫談……もとい、MCが凄く面白かったです。
かがみさんとのMCバトルも、圧され気味だったのが笑えました。

 以上が私の聞いた限りでの感想なのですが……。
うーん、やっぱ歌や音楽の感想って難しいですね。
けど、今回ライブに参加すること自体初めての経験でしたから、
ほんとうにいい勉強になったと思います。
いささか優等生的なコメントではありますが、それでもやっぱり今まで自分が
知らなかった世界、分野について知る努力を知るというのも大事なことだと思うので、
今回、このライブに参加出来たのは私にとっても本当に良かったと思います。

 と言う訳で、バンドの方は元より、参加されていた方々も本当にお疲れ様でした。
また機会があればぜひ参加したいのですが、その時はまたよろしくお願いします。
もっとも、それが何時になるのか、実現できるのか今の段階では定かではありませんが、いつかまた皆と会えたらイイナ!と思う次第であります。
この度は本当にありがとうございました。


 …と、ここで終えたら綺麗に締められるのですが、私の旅はまだ続く。
そう、東京幻想~J影虎東京編~はもうちょっとだけ続くんじゃ~。

 ブログランキングranQ

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006年5月 7日 (日)

東京幻想~J影虎東京編~J影虎、かがみ氏との邂逅

 さて、5月5日は何の日でしょう?いや、だったでしょう?
子供の日?もちろんそれもあります。ええ、ありました。
しかし、この日はそれと同時に、かがみさんのライブがある日でもあったのです。
私が東京に来た理由は、単に観光だけではなく、これこそがその目的の1つでもあった
わけなのですが、とは言っても、事前に予約どころか連絡すらしていませんでした。
いきなり行ってビックリさせたろうかな~なんてことを軽く考えていたわけなのですが、
冷静に考えてみると、これってメチャメチャ迷惑なんじゃ……?
と思えてきたので、前日の夜10時頃でしょうか、メールを送ったんですね。

 まあ、結果から言うと、このメールに気付いてはいただけなかったんですが、
とにかく、当日私はライブが行われる高円寺の無力無善寺へと向いました。
こうして11時頃、無事現地へ到着できたのですが、開場まで1時間半あるので、
高円寺周辺をブラブラと歩き回っておりました。

 こうして時間は過ぎ去り、12時30分になったので、恐る恐る再び無力無善寺へと
向ったところ、入り口付近にチラホラと人が集まり始めていました。
しかし、誰一人入ろうとはしません。
常連さんではないのでしょうか?私と同じで今回初参加の方々でしょうか?
だとしたら、ここで私が遅れを取るわけにはいきません。

いいぞ、せいぜい恐怖しろ。私も怖い。

等と思いながらも、最初が肝心!
ということで、私は勇気を出して足を踏み入れることにしました。

 しかし、私はこのようなライブを見に行くのは、実は今回が初めてなのです。
それどころか、ライブ以前に今までコンサートすらろくに行ったこともなく、
私の行ったことのあるコンサートなんて、小椋 佳とリチャード・クレイダーマンだけです。
これだけでも、今回のライブの参加がどれだけ畑違いかよく分かるかと言うもの。
はたしてオレは無事参加出来るのか?
ライブ中、周りがフィーバーしてる時にオレは上手く同化出来るのか?
ノリが悪くて追い出されないだろうか?
いや、それ以前に予約で一杯で入場できないなんて最悪の事態にならないだろうか?
階段を一歩一歩上がるごとに弱い考えばかりが浮かんでくる。

 ダメだ!
こんなんじゃダメだ!
もっと気を強く持て!
恐怖を克服しろ!
どんな強敵を前にしても常にクールでいろ!
逃げちゃダメだ 逃げちゃダメだ 逃げちゃダメだ 逃げちゃダメだ 逃げちゃダメだ

 私はそう自分に言い聞かせ、そしてようやく入室に成功したのであった。
しかし、入室早々、そこで私は驚くべき光景を目にすることになる。
そう、あのかがみさんが目の前にいたのだ。
まさか、こんなに早く!!
私は内心ドキドキしていた。
落ち着け。まだ本人だと決まったわけではない。
と、訳の分からんことを考えつつ、私は周囲をキョロキョロと見回した。
しかし、目の前の人がかがみさんであるという確たる証拠はどこにもない。
私も直接お目にかかるのは初めてだし、多分そうだとは思うが、もし人違いだったら…。
相変わらずヘタレた考えしか浮かんでこない。
すると、どうだろう。
目の前のかがみさんと思われる方が、なんと!しゃべったのだ。
こっ、この声は!
そう、その声は何度となくネトラジで聞いたことのある、あのかがみさんの声だった。
決定的だ!
目の前にいる彼こそが、かがみさんなのだ!

 間違いない!

私はそう確信し、挨拶をしようと一歩踏み出した。

 が、「ひょっとして、影武者なのかも…」

この期に及んで、なんでこんなヘタレた考えが浮かんでくるかな~?
オレはなんてヘタレ野郎なんだ。
と、自己嫌悪になりながらも、先程かがみさんと話していた方に尋ねてみることにした。
「ちょっとすいません。あの方がかがみさんですか?」
すると、即座に「はい、そうです」と答えが返ってきた。

 思い通り!

と、私はどこぞの月君みたいに得意気に確信すると、ゆっくりと歩を進め、
メイクしているかがみさんに声をかけた。
「かがみさん」
私の呼び声に、かがみさんはクルッと振り向いた。
「どうも。J影虎です」
私は簡単に自己紹介をした。
すると、「ああっ、あのコンボイの謎の…」
と落ち着いた口調でかがみさんは応えてきた。

 そこには特段驚いた様子は全く感じられない。
軽いねえ~。
むしろ、そのノリの軽さに私がビックリしたくらいだ。
さすが、かがみさん。実にCOOLだ。
私は改めてかがみさんの凄さを痛感した。

 こうして私は程なくして、生まれて初めての生ライブを体験することになるのだが、
それは私の想像を遥かに超えた圧倒的なものであった。

                        つづく

 Kaikou_1

   












 

      J影虎とかがみ氏の緊迫感溢れる邂逅
       ※ 画像はあくまでイメージです。


 ブログランキングranQ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

東京幻想~J影虎東京編~J影虎、秋葉原に降り立つ

 悪夢のような夜を越え、私はついに東京へとたどり着いた。
まずは宿を確保しよう。
取りあえず駅の近くにはビジネスホテルやカプセルホテルがあるだろう。
私は安易にそう考え、駅の外に出てみた。
しかし、それらしいモノは近くに見当たらなかったので、後で探すことにした。
そんなことよりも、東京に着たのなら、まず行くべきところがある。
そう、聖地-秋葉原だ。
私は期待と不安で胸が一杯にならながらも、再度駅の中へと足を進めた。
そして、山手線に乗れば行けることが分かったので、早速切符を買い、
颯爽と電車に乗り込んだ。
途中、お年寄りに席を譲り、感謝されるというハートウォーミングなエピソードを踏まえ、
私はついに、聖地-秋葉原へと降り立った。

 取りあえず、まずは秋葉原という町を堪能しよう。
そう思い、秋葉原をひたすら歩き回る。
私は終始圧倒されっぱなしだった。
「うぉっ、すげ~」
「安っ!!」
な~んてあからさまに叫んだりビックリすることはなかったが、
それくらい驚いたのは事実である。

 ただ、悲しいことに、特に欲しいものはありませんでした。
電化製品もパソコンの部品もゲームも同人誌もアニメグッズも。
もちろん、ウインドウショッピングは好きだし、色々と見て回りはしたが、
それでも買いたいモノというのはなく、結局何も買わなかったのが、今となっては
ちょっと心残りかな?

 あっ、でも『ドルネ・ケバブ』は美味かった。
うん、アレは良かった。
味はもちろんのこと、ちゃんと紙袋を捨てるゴミ箱や口や手を拭くためのティッシュを
用意してあるところに好感が持てた。

 という訳で、私が聖地-秋葉原で一番目を引いたもの、
それは電化製品でもパソコンでも同人誌でもアニメグッズでもなく、
『ドルネ・ケバブ』でしたというお話。

 まあなんつーか、価値観と優先順位の問題ですよ。
その時私がただ単に腹が減ってたから、このような結果にたまたまなったというだけ
のことで、初めからパソコン買おうとか、そんなはっきりとした目的意識を持ってたら
結果はまた全然違ってたはずなんで、決して『ドルネ・ケバブ』が秋葉原で一番だとか、
最強だとか、電化製品やアニメグッズより優れているとかそんなんじゃなくて、
まあ、それらをひっくるめたところで、秋葉原万歳!
と、私は心からそう思う次第であります。

                         

                          つづく

 
 ブログランキングranQ

| | コメント (0) | トラックバック (1)

東京幻想~J影虎東京編~寝台車には乗るべきじゃない

 異変に気付いたのは、17時20分を過ぎた頃だった。
17時10分発の東京行きの寝台車がまだ来ない。
最初は遅れているのかとも思った。
実際、私が鳥栖まで乗ってきた電車は2分遅れていたからだ。
しかし、30分ほど前に、電光掲示板で17時10分発の寝台車を確認して以来、
それらしき電車は見なかったし、見落としもしていなかった。
しかも、電光掲示板に表示されていた東京行きの便はいつの間にか消えている…。
これはただ事ではない!
そう思った私はすかさず駅員に問い詰めると、なんか地震の影響で鳥栖には来ない
とかなんとか、そんなことをしどろもどろに言うではありませんか。
じゃあ、どうしたらいい?
苛立ちを含んだ口調で訪ねると、博多まで行って、そこから新幹線に乗って山口まで
行き、そこから東京行きの寝台車が出るので、乗り換えてくださいとのことだった。

 まったく、なんてこったい。
幸い、東京行き山口発の寝台車の時間まではまだまだ余裕がある。
が、こうも乗り換えなければならないというのはいささか気に入らない。
これではうかつにPSPも出来ないではないか。
私はそう思いながらも、従うより他ないので渋々従うことにした。

 こうして約2時間後。
私はついに東京行きの寝台車に乗ることが出来た。
しかし、そこでもまだまだトラブルは続く。

 そもそも、なぜ私が寝台車を選んだのかと言うと、これはただ単にのんびりとした旅行
を味わいたかったからだ。
電車に揺られて、PSPをしたり本を読んだり睡眠を取ったりしながら、東京に着くまで
ダラダラと時を過ごす……。
そんな電車の旅を思い描いていたのだ。

 しかし、そんな私の淡い期待は程なくして完膚なきまでに叩き壊されることとなった。
まず、電車に乗って気付いたのは、通路が恐ろしく狭いことである。
おまけに、座席(と言ってもベッドであるが)ときたら、上段・下段に2つずつ配置されて
おり、しかもこれを仕切るのは一枚のカーテンのみ。
私は上段のベッドなので、下段のベッドに腰掛けているおっさんに、
「ちょっと通らせてください」と言って、はしごを登りました。
するとどうでしょう。
そのおっさんときたら、うっとおしそうな目でこちらを見てるではありませんか!
もちろん、私もにらみ返してやりました。
いきなり、一触即発、ガンのくれ合い飛ばし合いです。

 しかし、その後もそのおっさんの執拗なガン飛ばしは続いたのです。
私も上段であることを利用し、思いっきり見下ろし…いや、見下すような視線を送って
徹底抗戦しました。
もちろん、それ以上のことは互いに一切やってません。
その辺はお互い大人ですから。
もっとも、いい歳した大人はこんなことしないものですが。

 まあ、そんなこんなでしばらくの間、こう着状態が続いたのですが、
ここで困った事態が発生しました。
着替えたくなったのです。
しかし、先程からおっさんの執拗なガン飛ばし攻撃は続いてるので、
ここで着替えると、モロ見えです。
別に見られても構わないと言えば構わないのですが、婿入り前の私の柔肌を
こんなチンピラ崩れのおっさんに見せてしまうというのも癪にさわります。
かと言って、カーテンをピシャッと閉めてしまうと言うのも、なんか女々しい奴だと
思われてしまいかねません。
そこで私は、カーテンを開け閉めし、「ふ~ん、こうなってるんや~」とか言い、
半分ほど閉めたところで、さっそうと着替えを済ませたのです。
こうなると、もうあのおっさんに構ってる必要はありません。
私はカーテンを全部閉めてしまうと、仰向けに寝転がり、いつも自宅でやるように
PSPの『幻想水滸伝Ⅰ』をプレイし始めました。
ようやく、PSPを有効活用させられる。
ここまでの道のりは長く、犠牲も大きかった……。
私はシミジミとこれまでの辛い日々のことを思い出すと、これから踏み出す輝かしい
ひと時をじっくりとかみしめることにした。

 ……2分後。
悲劇は唐突に起こった。

 気持ち悪っ!!!

そう、気持ち悪いのだ。
それと言うのも、この電車揺れ過ぎ!

 そりゃ酔うわ!
まだ酔ってないけど、そんな感じになるわ!

 私はすぐさま起き上がり姿勢を正した。
そう、寝転がってやってるからダメなのだ。
いささか不本意ではあるが、しゃんとした姿勢でプレイすれば大丈夫なはず。
私はそう信じ、再びプレイ再開した。

 ……2分後。

 気持ち悪っ!!!!

ダメだ。これ以上プレイ続行するのは不可能だ。
私は泣く泣く断念することにした。
そしてこうなってしまった以上、『涼宮ハルヒの憂鬱』を読むしかない。
いささか不本意ではあるが、私は読み始めることにした。

 ……2分後。

 気持ち悪っ!!!

やっぱり、気持ち悪いのは変わらない。
それと言うのも、この電車揺れ過ぎ!

 そりゃ酔うわ!
まだ酔ってないけど、そんな感じになるわ!

 私はすぐさま起き上がり姿勢を正した。
そう、寝転がってやってるからダメなのだ。
いささか不本意ではあるが、しゃんとした姿勢で読めば大丈夫なはず。
私はそう信じ、再び読み始めた。

 ……2分後。

 気持ち悪っ!!!!

ダメだ。これ以上読み続けるのは不可能だ。
私は泣く泣く断念することにした。

 って、もうええわ!
寝る!
私はふてくされて寝ることにした。
これで眠れないなんてことになろうものなら、それこそ目も当てられないのだが、
幸いにも、どんな状況でも眠れてしまうという特殊能力が私にはあるので、
程なくして私は眠りにつくことが出来た。
もっとも、寝心地はお世辞にも良いとは言えなかったが……。

 こうして、東京への旅一日目の夜は静かに過ぎていったのでした。

                         つづく

 ブログランキングranQ

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東京幻想~J影虎東京編~旅立ち

 5月3日。いよいよ旅立ちの時。
よほど楽しみにしていたのか、私は平日と同じ時間に起きてしまった。
出発までまだ8時間以上もあるが、他にすることもないので、旅支度を始める。
着替え、洗面用具等の必需品はもちろんのこと、この日のために買った安物の
デジタルMP3プレイヤー(\4,980)に、今回ようやく大活躍を果たすであろうと思われる、
PSPを準備する。
思えば、今までPSPを使ったことなんて、自室くらいでしかない。
携帯ゲーム機なのに、自宅でピコピコやってる姿と言うのは傍から見ると恐ろしく
マヌケなのではないだろうか?
私は今までにそう何度も思ったものだ。

 しかし、そんな不安な毎日も今日でおさらば。
PSPを買って、どれだけ経ったかもう忘れてしまったが、
これでようやく本来の趣旨に沿った、携帯ゲーム機として使えるぞ。
私はウキウキしていた。
ちなみに、この時用意したソフトは『幻想水滸伝Ⅰ・Ⅱ』。
現在Ⅰをプレイ中なので、この旅の間にクリアできたらイイナ!
なんて、マイメロみたく願望を抱いていたのだが、これがまさかあのような悲劇を招く
とは、この時私は夢にも思っていなかったのだ。

 …かくして、時は過ぎ去り、ようやく出発の時を迎えた。
途中、駅の近くの本屋で、最近アニメで幅利かせている『涼宮ハルヒの憂鬱』の小説を
買い、15時発の鳥栖行きの電車に乗り込んだ。

 後は鳥栖で17:10発の東京行きの寝台車に乗れば万事OK。
しかし、それまで油断は禁物。
私はすぐさまPSPをやりたい衝動にかられたが、万一ゲームに夢中になり、
乗り過ごしでもしたら目も当てられない。
そのような理由から、私は『涼宮ハルヒの憂鬱』を読むことにした。
もっとも、読書に夢中になり乗り過ごすかも…という懸念もあったが、
今までの経験からしたら、そんなことあり得ないだろうという確たるデータに基づいての
ことだ。問題はない。
私はそう思ったし、実際に問題はなかった。
少なくともこの件に関しては………。

 だが、トラブルやハプニングというものは突然やってくる。
鳥栖に着いた私を待ち受けていたのは、まさにそんな類の予期せぬハプニングだった。

                          つづく

 
 ブログランキングranQ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東京幻想~J影虎東京編~プロローグ

 東京に行くぞ!

そう思って一体どれだけの月日が経っただろうか?
そう、今まで何度となく休暇を利用して行こうとは思えど、未だ実現出来ていないのだ。
別に今まで休暇が取れなかったわけでもない。
行けるチャンスは十分にあった。
ただ、私が煮え切らなかっただけ。

 だが、今度ばかりは事情が違う。
そう、私は知ってしまったのだ。
5月の連休が今回は5日もあるということに。
5日と言うと、休暇にしては結構な時間である。

 これだけあれば、卵何個焼ける?

 ……ともかく、東京に観光に行くには十分過ぎるほどの時間だ。
そして、それを事前に知ってしまった以上、これは大きなチャンスでもある。
後は私が覚悟を決めるだけ。
そう、長崎~東京間往復の交通費を気前よく出すだけの覚悟を。
しかし、とは言っても、これは多大な出費である。
なんせ往復で5万近くかかるのだ。
おいそれと簡単に出せるものでもない。

 5万もあれば……卵何個買える?

 ……ともかく、これこそが今まで東京行きを幾度となく断念した唯一にして最大の
要因だったのである。
そして今回も、それは私の前に大きく立ち塞がった。

 だが、このままではオレは一生東京には行けない。
今行かずしていつ行くというのだ!
そう、今がまさにその時なのだ!
ここを逃せば、オレは一生後悔しながら生きていくことになるだろう。
それだけは絶対にあってはならない。

 私はしばし考え、そして決意した。
よし、東京に行こう!

 こうして、私の壮大な冒険の幕はきって落とされたのだった。

                             つづく

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年4月 | トップページ | 2006年6月 »