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2006年7月 2日 (日)

ダークイリュージョン

DarkDark2_1

























※ 左図はFC版『キャプテン翼2』
   のものです。 


 キーパーマシンの異名をとるブラジルのキーパー、ゲルティス君の必殺セービング、
ダークイリュージョンと聞いてピンと来る方ははたしてどれほどいらっしゃるでしょうか。
テクモ版『キャプテン翼』のファンならば、この凶悪にして驚異の神業を決して
忘れられるはずもないでしょう。
シュートを放つと白黒に発光し、消えたかと思ったら次の瞬間キャッチしてる……。
こんなバカげた非常識なプレーを奴は当然のごとくやってのけるのです。

 とは言え、このテクモ版『キャプテン翼』を知らない方にしてみれば、こう言っても
なんのこっちゃさっぱり分からないことでしょう。
しかし、案ずることなかれ。
それはファンにとっても全く同じことなのです。

 そもそも、テクモ版『キャプテン翼』とは、1で原作のJr.ユースを描き、
そして2以降はJr.ユース編以降のその後の翼達の活躍を描いた(当時は)
オリジナルストーリーであり、それはかの『アタックNO.1』が高校バレーから
魔球が飛び交う超人バレーになったかのごとく、様々な必殺シュートや妙技、絶技が
入り乱れる超人サッカーへと華麗なる転身を遂げたのです。

 しかしながら、当然こうなってくると、シリーズを重ねるごとにインフレが生じる訳で、
4辺りになると、とにかくすんごい事になってました。

 とにかく、次から次へと変ちくりんな技が出てくること出てくること。
ナナハンタックルだの、ショットガンドリブルだの、メガロゾーンシュートだの、
どんな技だよ?
と、ツッコミ甲斐のある、原理も内容もさっぱり分からないような珍技が目白押し。
そして、このダークイリュージョンもそんな技の1つに数えられるのです。

 しかし、私の記憶が確かならば、なんと!このダークイリュージョンが如何なる技
なのか、3か4の攻略本に記してあったのです。
それによると、なんでもダークイリュージョンと言うのは、自分の幻影を作り出すことで
相手にシュートミスをさせたり、シュートコースを誘導させる技なのだそうです。

 って、ショボっ!!
やってることが仰々しい割には、なんてセコイ効果なのでしょうか。
しかし、こんなこと説明されない限り分からないっちゅーねん!
って言うか、攻略本書いた人はなんでこんなこと分かるんだよ?と。
それに、こんなこと分かるのなら、ちゃんとメガロゾーンシュートがどんなシュートなのか
等もちゃんと説明して欲しかったと思います。

 とまあ、なにはともあれ、とにかく彼のダークイリュージョンは2で初登場した時は
そのあまりのインパクトと威力に、脅威以外の何物でもありませんでした。
なにしろ、まともに通用するのは「サイクロン」日向「ネオタイガーショット」
くらいなのですから(と言っても、レベルが低いと「ネオタイガー」すら留められる)。

 しかし、残念なことに、その後の彼はシリーズを重ねるごとに低迷します。
2ではまず間違いなく、最強のキーパーだったというのに、3ではドイツミューラー
超えられ、4ではさらにデンマークシューマッハにも遅れを取ります。
また、3以降は対戦プレイが出来、当然ゲルティスも使用出来るものの、
技を使用する度ガッツ(簡単に言えばMPのようなもの)を消費する為、
使い勝手という点においても、必殺セービングはないが、基本能力の高い若林
ミューラーに遅れをとってしまうのだからやり切れません。

 結局、その後もゲルティスの天下は再び訪れることはありませんでしたが、
それでも、あの時の彼の勇姿を私は決して忘れることはないでしょう。

 ブラジルの正キーパーはサリナスではなく、ゲルティスだ!

こんな時代だからこそ、声を高らかにしてこう訴えたい今日この頃です。

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コメント

僭越ながら訂正箇所を指摘させて頂きます。

ブラジルの正キーパーはサリナスではなく、ゲルティスだ!×
→ブラジルの正キーパーはゲルティスではなく、レナートだ!○

投稿: 村長 | 2006年7月 4日 (火) 14時11分

そう来たか~。
いや、これはこれである意味大正解。
なんと言っても、ブラジル版森崎君ですからね。
何気においしすぎるキャラです。
でも、時々はメオン君のことも思い出してあげてください(笑)。

投稿: J影虎 | 2006年7月 4日 (火) 22時36分

コメント失礼します。キャプテン翼Ⅱ
懐かしいですね!今もまだ現役のファミコンですがキャプテン翼Ⅱ、実はやってまして(笑)
ファミコンのソフトの中で一番好きなソフトです。ゲーム操作、シナリオ、BGM 良作でした。

ゲルティスを含め、ジャイッチ君やメオンなど個性豊なキャラクター満載でしたね
中でもポーランドのマッハー君のあのスピードには(笑)

ゲルティス
ブラジル正GKですよね!
自分もそう思います。
しかし良作なソフトでした。

投稿: りゅう | 2015年10月14日 (水) 06時48分

りゅうさん、コメントありがとうございます。
確かに、今振り返ってみても、テクモのキャプテン翼シリーズは良作でしたね。
製作陣がキャプテン翼という作品を知り尽くしてるだけでなく、ゲルティスがイタリアのプロリーグに所属してる等の自らが作った設定をちゃんと覚えていてるところ(ゲルティスがストラットの彼女にストラットの居場所を教えたりとか)に感心したものでした。

オリジナルキャラもそれぞれに個性豊かな奴ばかりで、楽しませてもらいましたね。
まあ、顔グラは既存のキャラのコピーが多いんですが(笑)。
ジャイッチ君やマッハー君については、Ⅲ以降スタメン落ちになってしまったのがつくづく残念です。
何気に、同じ予選リーグ内のフランスより強かったと思えるだけにwww
特にマッハー君は、あのドリブルの速さに、普通のシュートが必殺シュート並というのは脅威でした。
版権の問題で難しいんでしょうが、ぜひともリメイクして欲しい作品の1つです。

投稿: J影虎 | 2015年10月14日 (水) 23時47分

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