ジャンプ13号の感想
「無我の爆発的に溢れるパワーを左腕一本に集めることにより威力・回転等を倍返しで返球でき、更に副作用の疲労も最小限に抑えられる。そして、それを可能にしているのが『手塚ゾーン』」
かつて、立海大の真田は「百練自得の極み」についてこう解説しました。
彼の解説は未だになんのこっちゃさっぱり分からないのですが、かろうじて、「百練自得の極み」には「無我の境地」と「手塚ゾーン」のスキルが必要であることがなんとなく分かります。
しかし、その後、真田はまたしても恐るべき事実を語ります。
なんでも、「手塚ゾーン」は「無我の境地」を発動してもパクれないとかなんとか……。
正直、真田の言うことは胡散臭いことこの上ないし、以前にも、無我の境地を使える者が、幸村と真田と千歳の3人だけと公言し、手塚を含むのを忘れていたことを考えると、彼の言うことは全く信用出来ないのですが、それでも百歩譲って正しいと仮定すると、「手塚ゾーン」をパクれない、真田と千歳は、必然的に「百練自得の極み」も出来ないということになります。
つまり、このことから、手塚は無我使いとして真田や千歳よりも上手であることが推測できるわけです。
こうなると、例え千歳が「才気煥発の極み」を駆使したところで、自分より上位の実力者を出し抜くことなど出来るはずもありません。
それに、千歳は「百練自得の極み」と「才気煥発の極み」が共存出来ないと思い込んでいました。
無我についての知識では並ぶ者のない千歳君ですら、そう思い込んでたのだから、おそらく過去においても、この2つの無我の技を同時に発動させたという前例はなかったのでしょう。
こうなると、いかに「才気煥発の極み」とは言え、実際に見たことも聞いたこともなければ、想像すらし得なかったものに対して、予測し対応することは不可能に近いと言っても過言ではありません。
千歳の「才気煥発の極み」が通用しなくなり、手塚に翻弄されるようになったのはこのような理由からだと私は思います。
と、長々とテニス談義をしてしまいましたが、いざ、13号を読んでみると……あろうことか!!
テニスがねえ!!!!!!
ほんと、なんなんでしょうねえ、この間の悪さ。
今一番盛り上がってる話題がテニスだから、気合いれて書こうと思ったら、この様。世の中うまくいかないものです。
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