松本人志叩きに反逆
これも胸糞悪くなりますよね。
ここぞとばかり、松本人志叩きに躍起になってるマスコミはなんなんでしょう。
いや、叩くのは別にいいんですよ。
確かに、あの映画『大日本人』は私の目から観ても、ビミョ~でした。
ただでさえ、松本さんのギャグセンスは外国人にとって相性が悪いことは、
『ごっつええ感じ』や『進め電波少年』でも立証されていたじゃないですか。
端っから分が悪過ぎたんですよ。
例えれば、負けて当然。勝って偶然の将棋の世界。
しかし、そんな程度の勝算しかなかったにも関わらず、
結果としては意外にも大健闘だったわけでしょ。
(もっとも、一部の批評家からは酷評されていたみたいですが)
それをグダグダと関係ないことまで並べ立てて叩くというのはいかがなものか?
そう私は思うのですよ。
芸人としてどうのこうの、松本さんの映画批評が「素人の突っ込み」に過ぎない
だとか、そんなの本件に関係ないじゃないですか!!
松本さん個人を叩きたいのか、松本さんの『大日本人』を評価したいのか、
はっきりしろ!
どさくさ紛れに悪口言ってんじゃねえ!
と思わずにはいられません。
ほなら、おめーらは、例えばイチローがサッカーやって、キリキリ舞だったら、
同じように叩くのか!!
斉藤祐ちゃんがゴルフやって、てんてこ舞だったら、
メッキが剥げただの、評価落とすのか!
そんなことしないだろ!
それを、なんで畑違いのことをやってる松本さんに対しては、本業であるお笑い
に対してもどーたらこーたら言うんだよ!
もうね、TBSの社長の言葉じゃないけど、フェアプレーでいってもらえませんかね?
私も『大日本人』観ましたから、それが叩かれるのは分かりますけど、
あまりにも映画と関係のないところで言いたい放題というのは、
読んでいてムカつきます。
私も本来ならば、「お~お~芸人やってるだけで、映画監督もやれるなんて、
羨ましい限りですなあ。真剣に映画監督を目指してる人が浮かばれませんわ」
とか言うところなんですが、最近は考え方も昔と比べると変わってきまして、
前回、浅尾美和ちゃんについても述べたように、チャンスがあるのなら、
それをやってもいいじゃないか!!と思う次第でございますので、
今回の松本さんが映画監督をされたことについては、私は一向に構いません。
そもそも、たかが映画に大の大人達が何をそんなに大騒ぎしてんだよと。
マスコミの連中も勘違いしてる奴が多いみたいなので、ここではっきりと言いますが、
所詮、映画なんて大衆娯楽に過ぎないんですよ。
決して芸術でもなければ神聖なものでもありません!
(と言っても、映画にそれを見出すのは、観る側の自由ですよ)
しかし、最近では、その大衆がないがしろにされてるというのはどういうことなのか?
我々大衆の知らないところで、訳の分からん一部の評論家が、
勝手な判断で賞を決めたりして、創る方も、そのような評論家に受けるような映画に
なるように邁進するばかり。
もう一度言います。
映画なんて大衆娯楽に過ぎません!
その大衆なくして何の映画か!!
今回の松本さんの挑戦は、ひょっとしたら、そういうことを訴えるためにやったこと
なのかもしれません………ってのは、さすがにない……かな……?
まあ、なんにせよ、松本さんには今後もご自身の個性とセンスを存分に発揮し、
活躍して欲しいと、『スティービー・ワンダー』の「IN YOUR CORNER」を聴きながら、
願う今日この頃です。
I’ll be in your corner
I’ll be in your corner , if they do
==================================================================================
==================================================================================
| 固定リンク | 0
「反逆祭~反逆してもいいですか?~」カテゴリの記事
- マニュアル批判に反逆(2007.07.16)
- 間違った日本語の使用に反逆(2007.07.15)
- ハニカミ王子の擁護と叩きに反逆(2007.07.14)
コメント
映画は大衆娯楽。たしかに。知名度ゆえのチャンスがあればやってもいい。たしかに。
ただね。素人監督だろうと、出品したら立場は同じ。評価基準は平等にね、と思います。
ちなみにお笑いとしての松本さん。初期のダウンタウンの漫才、大好きでした。
ただ、その後ってどうでしょ?
変にヒネリすぎというか。
皆はアレを面白いと思うのでしょうが。
言うまでもなく、大衆娯楽のハズのお笑いに、変な芸術もどきを持ち込み、結果つまんなくなった典型です。少なくとも私にとっては。
お笑いスノッブって印象ですね。
投稿: 大和天空 | 2007年7月 9日 (月) 01時05分