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2007年8月14日 (火)

ナルトレビューその壱 カブトづくし

 ナルトで一番不幸なキャラでございますか

 ナルト ネジ 我愛羅……いろいろございますなァ………

 ただ―――

 たった一人だけと言うのなら、やはり………

 カブト君でございます。

  と言うわけでですね、この作品に出てくる登場人物は、
やたら不幸な奴が多いのが特徴ではありますが、
その中でもダントツに不幸なのはやはり、カブト君でしょう。
彼に比べれば、ネジだとか我愛羅だとかナルトだとか、全然大したことありません。
むしろ、それくらいのことでガタガタ言うな!
と言いたいですね。
歴代最強と言われる程の力を持っていても、所詮分家だから日の目を見ない?
生まれた時から戦いの道具としてしか見られず、それゆえに殺されそうにもなった?
九尾の狐が封印されてるので里の皆から疎まれてる?

 ぜんっぜん!大したことないですよ。
その程度でおめーら、よくも自分でベラベラと、そんな過去を恥ずかしげもなく得意気
に語れたもんだなあ(まあ、ナルトは語ってないが)。

 カブト君を見て御覧なさいな。
彼は自分の過去や境遇とかについて一言もしゃべってないんやで。
この時点で既にもう「格」が違うわ。
 しかも、カブト君の場合、あのコピー忍者、カカシと互角の力を持ち
(とは言え、全然凄いとは思えないんだなあ、これが)
さらには、伝説の三忍の1人、ツナデ(現在、5代目火影)の医療センスをも凌駕する
程の実力者であるにも関わらず(って言っても、これもまた全然凄いと思えないんだなあ、これが)、ず~~~~っと下忍に甘んじていなければならなかったんですよ。
これがどういうことかお分かりですか?
同期や後輩はいい成績おさめて中忍になっていってるのに、自分はそれを許され
ない。
実力はあるのに、それを発揮することを許されず、ただただ飼い殺しのような
状態でスパイ活動をしなければならない。
 当然、周囲の連中はそんなこと知る由もない。
だから、保護者である医療忍者の班長、薬師さん(で良いんだよね?)は、カブト君が
中忍試験に落ちる度に、「てめぇのバカさ加減には父ちゃん情けなくて涙出てくらぁ」
と激怒し、また、近所の奥様方についても、彼が中忍試験に落ちる度にヒソヒソと
「ねえ聞きました?薬師さんとこのカブト君、また落ちたんですって」
「あらいやだ。これでもう何回目かしらねえ」
「いい加減諦めればいいのに……」
「ほんとよねえ」

…といった会話を陰でしたり、また、先に中忍になった同期や後輩達に至っては、
「なあに、次はなれるさ」な~んてことを言いつつも、
内心では「ぷぷっ。あいつまだ受かってねえでやんの。バッカじゃねーの」
と思ってたり……。

 そんな周囲の態度にカブト君が気付いていないはずもなく、
平静を装っていても、心の中では、
「やめろ!オレはスパイだから下忍に甘んじてるのであって、本当は上忍クラスの
実力を持ってるんだぞぉ~」
「やめろ!だから、やめろ!そんな腐った目で人間を見るのはやめろ~!!」

とか思っていたであろうことは容易に想像できます。

 加えて、暁と大蛇丸の双方から洗脳を受けていたことにより、
そのどちらにも有益な情報を与えねばならず、
また、決してスパイであることがばれてはいけないというプレッシャーもあり、
これらのことを総合的に判断すると、カブト君の精神的負荷は相当のもので、
こんな環境、そして精神状態であれだけの活動が続けられたということは、
まさに特筆に価するものであると言えます。

 ゆえに、私はカブト君のことを高く評価しています。とても高くです。
しかし、世間一般の評価はどうでしょうか?
カブト君の話題になると、「ああ、あのヘタレでしょ?」
という輩がなんと多いことか!!
 
 カブト君のことを好きになれとは言いません。
ただ、カブト君のことをもっとちゃんと見て欲しいのです。
ちゃんと知って欲しいのです。

 私は願います。
ここを読んだ方々が1人でも多く、カブト君に対する認識を改めることを……。
しかし、「それでもやっぱヘタレじゃん」と言われると、それを否定することも出来ない
のですが……。

 ともかく、今カブト君は最高に輝いています。
それまで人に利用されるだけの人生だったのが、主である大蛇丸の死によって、
初めて自分の意思で歩き始めたのですから。
 とは言え、彼の前途は決して輝かしいものではありません。
下手をすれば、最後まで大蛇丸に利用されたまま果てるやもしれないのです。

 はたして、カブト君は今後、このまま大蛇丸に取り込まれてしまうのか?
それとも、大蛇丸を逆に取り込み、これまでのカブト君を超えたスーパーカブト君に
華麗なる転身を遂げるのでしょうか?

 暁との戦いがヒートアップしていく中、彼が今後どのような行動を起こすのか?
彼の動向から目が離せない!!!

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  【あとがき】
ナルトについては結構思うところがあって、色々書きたいことがたくさんあるのですが、
例によってそれらがまとまることはなく、仕方ないから取り合えずカブト君について
書き始めたら、これがまた例によって長ったらしくなってしまったので、
取り合えず、ナルトレビューその壱ということに致しました。
 当然、今後は、その弐、その参……へと続いていくわけですが、これがどこまで
行くのか?そして、いつになるのか?は今のところ全くの未定です。

 さて、これにて一旦ナルトレビューは終了。
今度は何について書こうかなあ…………。
ナルトと言えば忍者………。
忍者と言えば………。 
歴代ジャンプ漫画の忍者ものと言えば………。
 ……と、もったいつけてしまいましたが、先日リクエストがありましたので、
次は『風魔の小次郎』について書きます。
こうご期待! 

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コメント

似た立場かな?でも、ボクは結構楽しいよ。

投稿: 特命係長 只野仁 | 2007年8月15日 (水) 08時55分

ああ、そう言えばあなたも似た境遇でしたね。
しかし、あなたは社長の後ろ盾があるからいいじゃないですか。
カブト君の後ろ盾なんて大蛇丸ですよ。
なんの影響力もないですよ。
世間的には犯罪者だし。
しかも、その大蛇丸はもういないし……。
それを考えると、カブト君の実力を正当に評価できる人は極めて少ないので、やっぱカブト君の方が不幸度は高いと思います。

投稿: J影虎 | 2007年8月18日 (土) 09時21分

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