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2007年9月17日 (月)

るろうに剣心レビューその壱 斎藤一はホンマに強かったのか?

 いや、強かったんでしょうけどね。
それは分かりますよ。
実際、私も斎藤と剣心との壮絶なバトルには手に汗握りましたから。
特に、剣術だけでなく、空手のような体術も駆使し、ベルトをも武器にするという
機転の利いたオールラウンドな戦い振りに、私は「ああこいつは戦闘のプロだな」
と感心したものでした。
 だがしかし!!!
決定的にして致命的な黒歴史があるじゃないですか。
絶好の好機だったにも関わらず、奇襲に失敗した挙句、志々雄真実にあっさりと
返り討ちにあい、もうこれでもかっ!って言うくらい完膚なきまでに秒殺されたという
黒歴史がっ!!

 私も最初にアレを見た時はさすがにショックでしたよ。
そもそも、今回の疑問は元々は私の友人が抱いていたものであり、
彼は当時よく言ってました。
「なあ、斎藤ってほんとに強いのか?牙突なんてヒラリと避けて足でもかければ、
勢いよく転がって壁にでも激突しそうなものだと思うんだが……」
と。
これに対して私は、
「アホかおのれは。その避けるというのが一番難しいんだよ。
あんなもん、ギリギリまで引きつけて避けでもしない限り、中途半端に避けたところで、
避けた方に来るに決まってんだろ!」

と反論していたのですが、アレを見せられた時はもう、グゥの音も出ませんでした。
って言うか泣きました。
いや、泣いてはいませんけど、涙目になりました。

 だって、あんな風に無様にやられるなんて思わないじゃないですか。
私は斎藤には期待してたんですよ。
剣心はどうせ3連戦の疲れから一旦は敗れるだろうから、そこからが本番だなと。
多分そこで、斎藤が格好良く登場し、志々雄と壮絶なバトルを繰り広げるのだろう。
それこそ、金的、目潰し、噛み付き等なんでもありの、人斬り同士の見るも凄惨な
壮絶な死闘が演じられるのだろうと……。
そう思っていました。

 なのになんですか、あの体たらくは。
奇襲をかけるのは別に良いんですよ。
ただ、なんでわざわざしゃべりながら騒々しく出てくるんだよ!
その油断が今も昔も貴様の命取りになるのだーとかなんとか言って。
しかも扉をハデにぶち壊してまで。
こっそりと入って来いよ。あくまで静かにスピーディーに。
しかもですよ、志々雄が剣をおさめた直後に突撃してくるなんて、
あまりにもタイミングが良過ぎるじゃないですか。
 と言うことはですよ、斎藤は剣心と志々雄の戦いを伺うために、
扉の外から聞き耳を立てていたか、もしくはのぞき穴でも作ってこっそり覗いていた
ってことですよね?
その姿を想像すると、とてつもなくマヌケな様に思えるんですが……。
いやまあ、それで奇襲が成功してれば別にいいんですけどね。
でも実際には失敗してるわけだし、こうなってくるともう何もかもがグダグダですよね。

 しかもですよ、志々雄との戦いが終わり、脱出する際にですよ、
頑丈ないかにもものっそい重たそうな鉄(だったっけか?)の扉に行く手を塞がれた時
にですよ、斎藤はどうしました?
牙突でぶち壊してるんですよ。
潜り抜けてきた修羅場の数が違うとかなんとか格好良いこと言いながら。
 もうね、悪いけど全然かっこ良くないですよ。
そんなことが出来るなら、最初から志々雄も額のはちがねごとぶち抜いて下さいよ!
あんな頑丈な扉をぶち壊せるくせに、なんでたかがはちがね1つ貫けなかったんだよ!
と、つくづくそう思えてなりませんでした。

 その後というもの、斎藤は汚名返上と言わんばかりに、
なんかやたら手の長い人(八ツ目だっけ)とか、四つ子の1人を倒したりもしましたが、
やはり、私の中では志々雄に敗れたことで暴落してしまった斎藤の株が再び上がる
までには至りませんでした。

 まあそういうわけで、私の中では斎藤一に関してイマイチな印象しかありません。
加えて、最後の最後においても、剣心の決闘の申し出をドタキャンしたのがなんとも
意味不明であり、私にとってもこれが斎藤一株価上昇の最後のチャンスだっただけに、
つくづく残念でなりませんでした。

 ただ、これにより、今では作品中唯一剣心と決着がつかなかった人物と評される
に至ったのだから、案外あれで正解だったのかなあと思えないこともなくはない反面、
それでもやはり『リングにかけろ』や『スクライド』みたく、最後にライバル同士でハデに
戦って欲しかったとも思う今日この頃です。

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コメント

そうですねぇ。私は斎藤さんのコトは人並み程度にしか知らないのですが。。。

まず、志々雄はちがねディフェンスは、用意周到というより、オメエどんだけ首丈夫なんだよと。
確かに、牙突の破壊力ならばアレくらい貫けそうだし、でなくとも首はタダじゃすまんでしょ?
作者の人は斎藤さんと闘うと相手がどうしてもザコ化しちゃう的発言をしてましたが。
それもどうでしょ?
八つ目さんやハゲの四つ子さんとの戦いも、汚名返上っていうか。。。むしろ手間取り過ぎ!ハゲ男さんには何となく牙突破られた風で、しかも零式まで披露、してませんでしたっけ?あれって確か奥の手じゃ。。。
ってコトで、HUNTER×HUNTERをリクエストします。

投稿: おかめ来たりて駒が舞う | 2007年9月17日 (月) 13時21分

出たっ!
斎藤のお株を奪う、「人並み程度」
さりげなく使ったつもりだろうが、オレの目はごまかせん!

という訳でですね、マジレスすると、
志々雄真実は物凄く首が丈夫な人だったんですよ。はい。
って言うのはもちろん冗談なんですが、
ホラ、あれですよ。
バトル漫画によくありがちな、インパクトの瞬間、自分から後ろに飛んで衝撃を最小限に和らげました、的なものですよ。
実際、志々雄は斎藤が頭を狙ってくることは予想していましたから。
もっとも、アホみたいに勝ち誇って騒々しく登場した斎藤さんがマヌケだっただけの話なんですが……。

 HUNTER×HUNTER
リクエストはありがたいですし、これもいずれはやるつもりですが、
まだまだ時間がかかりそうですので、気長にお待ちくださいませ。

投稿: J影虎 | 2007年9月19日 (水) 22時57分

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