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2008年4月13日 (日)

十人十色と言うけれど、実際は十人で一色だったりすることもあるよね?

 バスで携帯を注意された58歳、61歳男性を暴行死させる 
 暴行は10分続き、乗客30人誰も止めなかったことが判明
 (by 痛いニュース

 まあ、孔明だったらこう言うんでしょうなあ。
乗客30人など蟻の群れ。一ひねりでござる……と。
って言うかぁ~烏合の衆って感じ?(モア風に)

 …と、30人を責め立てるのは簡単ですが、それでは根本的な解決には至らない
ので、彼らはその時どのような心境だったのか?
どんなことを考えていたのか?
を、例によって私のエセプロファイリングで解き明かしてみたいと思います。

                   乗客30人の心理分析

     【気弱な小市民タイプ(大多数派)】

 1.おいおい、勘弁してくれよ。他所でやってくれや。

 2.うっわー、こりゃきっついわー。でもまあ、誰かが止めるだろう。

 3.下手に関わったら、こっちまでとばっちり食うからなあ。無視しとこう。

 4.もし、俺のとこに助けを求めにきたらどうしよう。
   って言うか、絶対そんなことすんなよ。

 5.運転手、止めろよなー。

 6.私は何も知らない。何も聞いてないし見てもいない。

     【気弱な小市民タイプ2 慎重兼杞憂型】

 7.これってひょっとしてドッキリちゃうか?

 8.読めた!奴らはグルで一芝居うってるんだ。
   そしてこちらが仲裁に入ったところを、色々難癖つけて金品せしめる魂胆なんだ。
   間違いない!その手には乗るかってんだ!

 9.多分、こういうプレイが流行っているのだろう。うん。

     【支配者階級(クエストクラス)】 ※ 実際の社会的地位は関係ない

10.わざわざこのオレが出るまでもない!

11.助さん格さん、懲らしめてやりなさい。

12.ええーい!周りの者は一体何をしておるのだ!

     【理想主義者】

13.(周りの乗客に対して)手を出すんじゃない!これは男の戦いだ!

14.(被害者に対して)助けを求める前に、まず自分で何とかしなさい。
   これはあなた自身が招いたことなのだから。

     【空気読めない奴】

15.(被害者に対して)眠っとった虎、起こしたみたいやな。

     【解説者タイプ1 驚き役】

16.な、なんて連続攻撃だァー

17.これは勝負がつくのも時間の問題だぞー。

     【解説者タイプ2 解説役】

18.…いや違う。ヤツは寸でのところで全て防いでいる。

19.うむ。そしてヤツ(被害者)は何かを待っているのだ。

     【理論派】 

20.この戦い、よく見ておけ。結果はどうであれ見て損はない。

21.(友を)見捨てることが友情になることもあるんだよ。
   (って、テリーマンが言ってました)

22.動けるものならとっくにそうしている。
   しかし、これは天が与えた試練なのだ。
   以下なんちゃらかんちゃら……。

     【臆病な自尊心と尊大な羞恥心派】

23.助けたいのは山々だが、持病のひきつけが……。
   クソッ…よりにもよってこんな時に……。

24.フッ 久しぶりだぜ。こんなに強そうな相手は。
   最近体もなまっていたところだ。ちょうどいい!!
   (助けるのを)やめておこう!!

     【高みにいる者達】

25.いや。オラがやるべきじゃねえ。オラはとっくにいねえはずの人間だ。
   若え奴が何とか頑張った方がいい。
   いつまたこんなことが起こるとも限んねえかんな。

26.忘れてもらっちゃ困るな。
   このボクは彼(被害者)を助ける義理はあっても義務はない……ということを。

27.誰の味方でもありません。楽しければいいのです!!

     【ゲーム脳、ゆとり脳派】

28.どっちの味方でもねえ。オレはただいい試合が見てえだけなんだ。

29.オレがここで奴(加害者)をボコったら、カオスフレームが下がるだろうが!!

30.助けたら負け……かな?

 とまあ以上のように、強引に30通りあげてはみましたが、
こんな風に30人が30人とも全く違うことを考えているなんてあり得ないわけだし、
よしんばそうであったとしても、上記のようなタイプごとに分類されるものなのです。
(被っているのもいくつかはあるけど……)
そして、これらの中でやはり圧倒的な多数派であるのは、
2の「うっわー、こりゃきっついわー。でもまあ、誰かが止めるだろう」
でしょう。

 加えて、彼らの最大の誤算にして悲劇の原因となったものは、
「まさか、こんないざこざで人が死ぬなんて思ってもみなかった」
ってことだったのではないでしょうか。

 つまり、このことから言えるのは、「十人十色」なんてもの所詮は夢物語。
人間なんて誰も彼も似たようなことしか考えないし、言えないし、出来もしない
っちゅうことです。

 ですから、例え自分が困っていて、周りに何百何千何万人もの人がいようとも、
往々にして烏合の衆でありますから、誰かに何かを期待すること自体が今の世の中
ではナンセンスだと言えましょう。

 これ、悲しいけど現実なのよね。
もっとも、今回のケースにしろ、いつぞやの電車内での婦女暴行にしろ、
被害者の方が周囲に助けを求めたのかどうか、はっきりと伝えられてないのも
問題なんですけどね。

 はたして周囲の人達は、被害者から助けを求められたにも関わらずシカトしたのか、
それとも、被害者から助けを求められなかったから助けなかったのか?
(後者はもちろん周囲の人達の言い訳に過ぎないのだけど)
その辺がよく分からないんですよね。

 いつだって、マスコミは肝心なことは一切伝えない。
これも悲しいけど、現実なのよね。

 まっ、そんなわけで、なんとも世知辛い世の中になったなあと実感すると共に、
「力なき正義派無力なり」という言葉があるように、正しいことをするためにも
ある程度強くなる努力も、今の世を生き抜くには必要なのかなあと思う、
今日この頃です。

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