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2008年11月 8日 (土)

スパロボZ ネタバレ感想 その10

 引き続き、スパロボZのネタバレ感想です。
今回はロジャー・スミスについてちょっくら考察します。
題して。

 ロジャー・スミスをホンマに交渉人と呼べるのか?
 むしろアサキムの方が超一流の交渉人ではないのか?


なぜここでアサキムが出てくるのかは、読んでのお楽しみです。

 9.キャラについての感想

  ④ロジャー・スミスをホンマに交渉人と呼べるのか?
     むしろアサキムの方が超一流の交渉人ではないのか?

 正直、ロジャー・スミスにはがっかりでしたね。
というのも、私はこいつに期待していたんですよ。
周知の通り、第26話以降、部隊の約半数が離反し、そこから別働隊との関係が
険悪となっていき、ついには激突してしまうわけなのですが、
私はそこでロジャーが出てきて両者の誤解を解き、和解に導くのかな?
と思ってたんですよ。
彼のヘソ曲がりな性格、そして「交渉人」という職業柄に加え、
当初(第26話時点)はどこにも属さず単独行動を取っていたことからも、
彼こそがいち早く真実にたどり着き、両者の争いを止めるのだろう。
そう期待すらしていたんですね。

 するとどうでしょう!
ちゃっかり別働隊にいるではありませんか!
もうね、がっかりですよ。
しかも撃墜したら、みっともない捨て台詞まで残していくし。
なんじゃい、こいつは!
…私は失望しました。

 さらに、聞いた話によれば、こいつは交渉人のくせに、交渉が成功したことなど
ないに等しいと言うではありませんか。
もう、なんなんでしょう、これ。
 そりゃあね、私は『ピッグオー』についてはアニメはおろか原作すら見てないので、
彼のことについてはよく知らないし、あまりとやかくは言えません。
 しかし、私は別府勇午という非常に優秀な交渉人を1人知っていますから、
その人と比べると、どうしてもやっぱロジャーに対しては虫唾が走るんですね。
これが例えば、交渉人と言いつつも毎回暴力で解決し、「交渉関係ねー」ってな感じの
オチで終わる不条理ギャグ漫画だとか言うのならばまだ分かりますが、
明らかにそういうジャンルじゃないわけでしょ?
となると、やはり私はこの人の事あまり好きにはなれません。


 そして、ここからが重要なのですが、私はクリア後ふと思いついてしまいました。

ロジャーよりアサキムの方が遥かに交渉人としては上じゃね?
と。

 こう言うと、なんのこっちゃ分からない方もいらっしゃると思うので説明しますが、
よくよく考えると、アサキムには常に複数の有能な協力者がいたんですよね。
もっとも、この場合はセッちゃんルートに限っての話なので、ランドルートだとどうなのか
はよく分からないわけですが、少なくともセッちゃんルートだと、
ツィーネ、某組織、そしてラスボスなどが彼に協力していたことが分かります。
彼は一見、常に単独行動してる一匹狼といったイメージがありますが、
実はこれだけの人に支えられていたわけなのです。
加えて、彼は持ち前の天使のような悪魔の笑顔を駆使し、言葉巧みにランドを利用し、
また、並行世界のデンゼルやトビーをも上手く言いくるめて、セッちゃんと戦わせたり
もしているのです。

 これらのことからも、アサキムの話術、交渉力というのはズバ抜けていると
言わざるを得ません。
特に、他の連中はともかくとして、某組織にいる女性恐怖症のチンピラ野郎をも
手なづけているのですから、これは驚愕に値します。
 なぜならば、彼のあの性格から考えれば、アサキムがどう下手に出ようとも、
到底協力するようには思えないからです。
 しかし現実に、彼は猫を被り、自分を偽ってまでもセッちゃん達に近づき、
協力者の振りをしていたのです。
おまけに、ツィーネとの戦闘時においては、お互い顔見知りなのに、

チンピラ:「貴様は何者だ!?」
ツィーネ:「私かい…?名はツィーネ・エスピオ。アサキムの女だよ」

等と、さも初対面であるかのように振る舞うという三文芝居までやっているのです。

 ツィーネはともかくとして、あのチンピラがここまでやるなんてことは、
何度も言うようですが、彼の本来の性格から考えるとあり得ません。

 では、アサキムはどうやって彼をここまで意のままに操ったのでしょうか?
おそらく彼は、ブレイク・ザ・ワールド以後の世界で、まずラスボスと接触したのでしょう。
この際、どちらから先に接触を試みたのかは分かりません。
しかし、両者は当然のごとく出会い、そしてアサキムはこう言ったのではないでしょうか。

 ある女をメチャメチャにしたい。手伝ってくれないだろうか?
とかなんとか……

 この申し出に、あのラスボスが興味を示さないはずがありません。
すぐさま彼は「何それ いいな ひどいなそれ もっと詳しく!」
と、アサキムの申し出に飛びついたことでしょう。そして、
「じゃあ、僕の部下(表向きはラスボスの方が部下)の組織を協力させてやるよ」
と、某組織を提供したのでしょう。

 しかし、前述したように、その某組織のチンピラは性格に問題があり
(って、それを言ったらその組織の面子全員がそうなのだが)、
他の面子にしても、すんなりとアサキムに協力するとも思えません。

 そこでおそらくアサキムは、連絡員を1人自分につけることを提案し、
その結果、ツィーネがつくことになったのでしょう。
そして、ツィーネをたらしこむことで、自分に優位な依頼を常に持ちかけることができる
ようにした上に、金髪チンピラに対しては、彼が絶対服従している組織のリーダーから
直々に命令を与えるようにしたのではないでしょうか?
いや、それよりも一言こう言えば済むことです。
「アサキム・ドーウィンに従いなさい」
と。

 これで万事OKです。
残る障害は、ガチホモ眼鏡だけですが、彼はラスボスのもう1つの仮の姿に従ってた
ことからも、ラスボスの命令には絶対服従だったと思われますので、
彼に対してはラスボスが何度か直々に面談することで、協力体制を取らせていたと
推測されます。

 以上のように、アサキムも裏では並々ならぬ苦労があったと思われるわけで、
某組織の協力を得た後においても、色々な事前準備や根回し、そして作戦立案やら
演技指導やらと、凄く多忙であったことは容易に想像がつきます。

 セッちゃんをいじめる

ただ、それだけのために、彼はここまでのことをやってきたのです。
それに比べてロジャーは何かしたのでしょうか?
精一杯の笑顔で相手を魅了したことがあるのでしょうか?
女性に惚れられるような紳士的対応をしていたのでしょうか?
誠意を尽くして相手との対話を心がけていたのでしょうか?
協力を要請するために、わざわざ別の並行世界にまで足を運ぶような手間の
かかることを進んでやったのでしょうか?

 悪いけど、私にはとてもそのようには見えませんでした。
そりゃあ、交渉も失敗するってものです。
もう少し、その辺りを今一度考えられてはいかがでしょうか?
もうこれ以上、かっこ悪い交渉人(やつ)にならないでくれ。

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 【あとがき】

なんかロジャーというよりはアサキムのことばっかり書いたような気がしますけど、
別にいいよね?
それといい加減、某組織やら金髪チンピラやらガチホモ眼鏡やらラスボスについては
解禁しようと思うのですが、いかがでしょうか?
特に反対意見がないようでしたら、次回から普通に書きますので、
ご了承下さい。
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コメント

勇午と比べるのも酷でしょw

投稿: 黒のカリスマ | 2008年11月 9日 (日) 06時54分

これはこれは。
黒のカリスマさんじゃあーりませんか。
わざわざこんなところに来ていただけるとは恐悦至極です。

まあ、確かにおっしゃるように、勇午と比べたのもちょっとかわいそうだったかなあとは思いますね。
ですから、アシュフォード卿と比べてもまだ下だということにしておきます。

 ああ、それと余計なお世話かもしれませんが、「荒らし」も程程に(笑)。

投稿: J影虎 | 2008年11月10日 (月) 19時50分

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