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2009年1月11日 (日)

2008年のまとめ マンガ編 その参

 前回に引き続き、昨年2008年において、私の独断と偏見から
特に印象に残った作品及び印象に残ったシーン、キャラなどについて、
振り返っていきたいと思います。
前述したように、テーマは「恐怖」
ゆえに、くれぐれも決して夜に1人で読まないよう、お気をつけ下さいませ

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 恐怖!果てしなきエスカレーション!

     - 『NARUTO』 サスケ VS イタチ -
     - 『BLEACH』 剣八 VS ノイトラ -

 びっくりしましたね~。
本来ならば、手に汗握る凄まじい激闘…のはずなのに、
なんだったのでしょうか、あの緊張感のない緩い戦いは。
サスケ VS イタチ については、有効打を与えた!と思ったら、
「幻術でした」の繰り返しで、「現実はなんなのか 真実はどこなのか」状態で
「はいはい、どうせこれも幻術なんでしょ?」と、萎えてしまうし、
剣八 VS ノイトラ に関しては、
ノイトラが「オレの体は硬えんだよ!」と言って、剣八の攻撃を無効化させれば、
剣八は「だったら目玉を突くぜ!」と一撃入れるも、
「目玉突かれてもオレは平気なんだよ!」と、ノイトラは四本の腕で反撃し、
対して、「だったら一本ずつ腕を斬り落とすぜ!」と、剣八が反撃に出ると、
「残念!斬られてもオレの腕は生えてくんだよ!」と、終いには6本腕になり、
最後には、「使いたくなかったが、山本の爺さんに習った剣道をするぜ!」
「両手で剣を握るから、威力も倍率ドン!」
で、これが見事に決まり、結果、剣八さんの勝ち。
…という訳で、凄まじい戦いのはずだったのに、読んでてなぜかすんごくやるせない
気分になったのでした。
うん、こんな展開が今後も続くようだと、ちょっと怖いですよね。
色んな意味で。
仮にも、ジャンプの看板マンガであるわけだから、そこら辺もうちょっとどーにか
ならないかなあと、願わずにはいられない、今日この頃です。

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 恐怖!月刊プロテニスの井上さん、謎の失踪!

            - 『テニスの王子様』より -

 びっくりしましたね~。
かつてはあれだけ熱心に、中学テニスを取材していた月刊プロテニスの井上さんが
関東大会の終盤辺りからすっかり姿をくらまし、その後、結局連載終了まで現れること
がなかったのですから、これはホンマにでっかいミステリーです。
って言うか、その理由ははっきりしているんですけどね。
すなわち、ストーリーの整合性を図るため、抹消したのです。
だってそうでしょ?
井上さんと言ったら、初期の頃はほとんど解説キャラだったんですよ。
青学の校内ランキング戦などを取材する中で、いかに青学テニス部の面子がすごい
かということを、第三者の立場から客観的に読者に知らせていたのです。
加えて、リョーマの親父である南次郎を知ってるばかりか、手合わせまでしているという
数少ない人物でもあり、そういう点からも、この作品内において実に貴重な人材でも
あったのです。
 例えば、今や手塚の専売特許でもある「手塚ゾーン」
しかし、これを最初に披露したのは南次郎でした。
そしてその時手合わせをした井上さんがいたからこそ、
「手塚ゾーン」がいかにすごい技であるかを示すと同時に、
手塚がいかに中学テニスプレイヤーの中で抜きん出た存在であり、
また、南次郎の域に最も近い存在なのではないか?ということさえも示唆することが
出来たわけです。

 しかし、周知のように、この辺りから許斐先生には限界が訪れます。
リアルテニスでこのまま続けていくには、いささか心もとなくなったのです。
そこで許斐先生が取った手段。
それこそが、リアルテニスからの脱却、すなわちトンデモテニスへの転身でした。
皆様もご存知ですよね?
分身する奴、赤目になってパワーアップ&デビル化する奴、
試合中にパートナー同士が入れ替わる奴ら、心を読む奴、心を閉ざす奴、
テニスで笑いを取る奴………etc。
とにかく、色んな奴がいて、実に珍妙な技を見せてくれました。
しかし、その中でも極めつけはやはり「無我の境地」だったのではないでしょうか?

 しかも、恐ろしいことに、少なくとも真田と手塚は3年前…
すなわち、小学6年生の頃から、この技術が使えたと思われるのです。
 しかしそうなると………。
今まで散々、中学テニスプレイヤーを注目して取材してきたはずの井上さんが、
当然その過程で「無我の境地」をも今まで何度なく目にしてきたはずである井上さんが、
なんで、スプリットステップとかダンクスマッシュだとかスネイクだとかで、
あれだけ驚いていたのかな?かな?
こんなもん、「無我の境地」に比べれば児戯にも等しいはずです。
なのに、なんで井上さんはことあるごとにびっくりしていたのかな?かな?

 そう考えれば、前述したように、ストーリーの整合性を図るため、
井上さんを抹消したと考えるのが一番妥当なのではないでしょうか?

 もっとも、許斐先生のことだから、それは単なる偶然に過ぎなかったり、
単に、井上さんの存在を忘れていたというだけのことであり、
そこまで頭が回っていないのかもしれません(笑)。

 まあ、その辺の真相についてこれ以上のことは計り知れないですが、
私が1つ悲しかったのは、この作品が連載終了するに辺り、
誰もこういうところを指摘しなかったところにあります。
どこもかしこも、キャラソンがどーのこーのだとか、許斐節炸裂だとか、
そういうネタにばかり走り、こういうストーリーにおける矛盾点だとか、
設定上のミスなどについて、誰も何も言及しないのはどういう風の吹き回しでしょうか?
 おそらく、かの「ジャンプ裁判所」さんであれば、こういうことは油断なく容赦なく指摘
したのではないかなあ~と思えるだけに、これは私の勝手な個人的な希望ですが、
もっと考察系の感想サイトが増えて欲しいなあと思った次第です。
ジャンプ裁判所よ、現れよ!
ってなわけで、ジャンプ裁判所さんの感想を久しぶりに読みたいなあと思うと共に、
今年はたくさんの考察系感想サイトが現れることを、心より期待したいものです。

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 いい加減、めんどくなってきたので、このシリーズはこれで終り。
 次はゲームについて語りたいと思います。

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