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2009年5月24日 (日)

マイユア祭り アニメ編

前回に引き続き、5月28日に発売される、
MYSELF;YOURSELF それぞれのfinale」を記念して
今度はアニメ版『MYSELF;YOURSELF』について今更ながら、
色々語りたいと思います。

 周知のように(と言っても知らない方も多いと思うが)、
この作品は当初こそ「王道ラブコメ」という触れ込みで、
前半部分はそれっぽく話も進んでいたわけですが、
かの「ヤンババ」が現れてからというもの、なんだかおかしな方向に話が
進んで行ってしまうんですね(笑)。
気が付けば、「それってラブコメって言うより昼ドラじゃね?」
って言う程の過激なシーン、壮絶な過去、愛憎渦巻く人間関係等が目白押しで
後半から終盤にかけての怒涛の展開には目が離せませんでした。
しかも、話が進むにつれ明らかになるヒロインや主人公の過去、
双子の姉弟が抱える悩み、A・Hさんの恐るべき本性など、
当初からちゃんと入念に伏線が仕込まれており、ストーリー上の矛盾点や
不自然な点がほとんど見当たらないのだから凄い!
 ただ、私としましては、全13話という短い話数の中では、
やはり詰め込み過ぎな印象は否めず、フォローが足りなかったところも多々あった
ように思えます。
と言うのも、終盤になるとほとんど佐菜と菜々香の話に集約してしまって、
他のキャラが一切絡んでこなくなってしまうんですね。
ですから、あれだけの事が起きているのに、起こったというのに、
他のキャラはなにしてるんだろうか?
この件に関してどう思ってるのだろうか?
と言うのが見えてこなかったんです。
ですから、この作品は確かにあれだけの濃密なストーリーを13話に納めた力技は
凄いものの、その過程で色々と端折っている部分が多く、
それゆえ、「かゆい所に手が届かない」、なんだかモヤモヤしたものが残ってしまう
ような感覚を抱いてしまったのが、ちょっと残念でした。
 しかしながら、思い返してみても、この作品を視聴していた時は、
夢中になって観ていましたし、次はどうなるんだろう?
ホンマに13話で消化できるのか?と、色んな意味で冷や冷やしながらも、
楽しく視聴出来ていましたので、皆様も一度ご覧になられてはいかがでしょうか?
観て損はない作品だと思うので、今後もより多くの人に観て欲しいなあと思う、
今日この頃です。

 【アニメ 『MYSELF;YOURSELF』のネタバレ感想】

 何度も言うように、私はこの作品がとても好きでしたし、大いに楽しめました。
しかし、先程も述べたように、かゆい所に手が届かないように感じた所も
多々あったように思えます。
例えば、雛子と柚希先生の存在感が薄い上に、いる必要があったのかな?
とすら思えてしまうんですね。
特に、柚希先生なんて、あのキャラメルのエピソードはなんだったんだよ!
って言うくらい、全然話に絡んできませんでしたよね。
それは雛子も同様で、あれだけ修輔のことが好きだったのに、
修輔と朱里が駆け落ちした後、この子はどうしてたんでしょう?
不思議ですよね?
あの子の性格だったら、佐菜に問い詰めに来ても良さそうなものなのに、
彼女は一体何をしていたのでしょうか?
そして何を考えていたのでしょうか?
そしてこれは雛子と柚希だけではなく、麻緒衣ちゃんもそうですよね。
最終話で菜々香が自殺未遂を図った時も、彼女らは出てきませんでした。
この時も彼女達は一体何を思っていたんだろうか?
そういう所がね、ちょっと気になって仕方なかったんですよ。
ですから、話数があれば、もっとこの辺も丁寧に描けたんじゃないかな~と
思えるだけに、ちょっと残念かなあと思いました。

 あとは、数々の超展開についてもそうですね。
まずはあさみさんの本性。
これはほんとにビックリしましたね~。
誰もが言ってることですが、私も最初はこいつが佐菜と菜々香の仲を引き裂くとか、
菜々香のライバルキャラ的な存在かなあと、
そう思っていた時期がありました。
実際、こいつのエンカウント率は凄かったからね~。
佐菜の行く先々で、まるで待ち受けてるかのようにバッタリ。
 それが、後になって、本命は朱里でした。うち、百合やねん!
ってのが、明らかになった時は、ほんとにびっくりしましたね~。
アニメ史上に残る、大どんでん返しですよ。
一見、王道ラブコメと見せかけ、その裏では一級フラグ建築士VSフラグクラッシャーの
壮絶な水面下の戦いを描きつつ、ストーリーは昼ドラへ移行……
と思わせての、この展開ですからねえ。
すごいですねえ、怖いですねえ。
しかも、この衝撃の告白の後、修輔&朱里と佐菜の感動的な別れのシーンが
あるんですから、どんだけ内容濃いんだよ!
と、第11話にはほんとに物凄い衝撃を受けたものでした。
ただ、この後もあさみさんの出番は、先程述べた柚希先生達と同様、
なくなってしまったので、あれ以降あさみさんは何を思い何をしていたのか?
それが見えてこなかったのはちょっと残念でした。

 そして衝撃の最終回。
菜々香の失われた火事の記憶が鮮明に蘇ったわけですが、
これも想像以上に過酷なもので、今更ながら「おいおい、これのどこがラブコメだよ」
と思わせられましたが、事態はさらに悪化し、菜々香は自殺未遂を図ります。
全てに絶望した菜々香に生半可な慰めや説得が通じるはずもありません。
さて、佐菜はどうやって菜々香を救うのか?
と、思ってたら、経験者は語る!
で無事解決ですからね~。

 いや、そりゃ分かるよ。
自殺したこともない人が自殺未遂の経験のある人に何言ったところで、
机上の空論だし、きれい事にしかならないってのはね。
しかし、それでも必死になって何度も何度もぶつかって、
そうして生きてるってことは素晴らしいということを分かってもらう。
その過程が感動的なんじゃないですか。
それを、経験者は語る!
「分かるよ。僕も以前同じ事をしたから」とか言って、
手首の傷なんて見せられたら、「ハァ~そうですか~」としか言えないじゃないですか。
確かに、佐菜が過去に自殺未遂してるかもというのは、
刃物や血を以上に怖がったり、バカでかい腕時計を常にしていたりと、
ちゃんと伏線が張られていましたけど、なんかズルイ!
サブタイトルの「きずな」が全然活かされていない!
しかも、菜々香は佐菜に対して何も応えていません。
以前、「私が苦しんでた時、あなたは私のことなんて忘れて新しい友達と仲良く
してたんでしょ!」とか言ってたのにですよ、
実は自宅の風呂場で手首斬って死にかけてました
ってのが分かったんだから、そこは謝罪が欲しかったですね。
まあ、呆然とする気持ちは分かるし、普通ならそうなるでしょうけどね。
しかし、そのような理由から、私にはなんだかなあ~と思えてなりませんでした。

 そして、感動のラスト。
これも色々と想像をかきたてられるように描かれていましたけど、
やはり、私としては佐菜のプロポーズと、それに対して菜々香が何と応えたのか?
を知りたかったし、描いて欲しかったなあと思いますね。
それと、10年もの間皆何してたんだろう?
とか、そういうことも気になってしまうので、ラストについては「うーん…」
ってのが正直な気持ちでしょうか

 まっ、そんなわけで色々語りましたが、
なんだかんだ言って面白かったですね。
特に私はこの作品をニコニコ動画で観ていましたから、
OPで「よう兄弟」とか書き込んだりするのも楽しかったです。
菜々香のエアヒロイン振りに対するツッコミのコメントとかもすげー面白かったし、
特に印象に残ってるのが、菜々香がしゃべってるシーンで、
「菜々香しゃべったwww」とか、「新キャラかよ!」などというコメントでした。
まあ、確かにメインヒロインが全然目立たず、それゆえエアヒロインと呼ばれたり
したのも今となってはいい思い出ですね。

 えー、そういうわけで、散々語りつくしてきましたので、
この辺で終りにしたいと思います。
正直、まだまだ語り足りないところもあるのですが、
まっ、それはまた機会があればってことで。
ご精読ありがとうございました。

 ※ 前回から今回にかけてのマイユア祭り三部作は、兄弟さんからのリクエストに
    応えたものです。リクエストしてくださった兄弟さん、どうもありがとうございました。
    そして、一番最初にリクエストして下さったのに、こんなに遅くなって
    すいませんでした。

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