« おかえりなさい、なおくんさん | トップページ | 隠の王 »

2009年7月 8日 (水)

J影虎エピソードE~私とエヴァ~その参

第三章 マジでハマる5秒前

 2度あることは3度あるという言葉があるように、
1度やってしまったことは、たいてい2度目もやってしまうものなのです。
そう、ついこの間5話を見逃したばっかりだと言うのに、
あろうことか!私は7話も見逃してしまったのでした。
その理由は例によってよく覚えてはいません。
覚えてはいないのですが、おそらくは6話にて7話の予告を見た時、
あんまり面白くなさそうに思えたからじゃないかなあ~と思えます。
 しかし、ここで7話を観なかったことにより、私がよりエヴァにハマルことになろうとは
その時誰が予想できたであろうか。

 というわけで、今回は第8話~14話までを振り返っていくことにしますが、
今回ばかりはネタバレを多分に含みますので、旧作(テレビ版)を知らない方、
及び未視聴の方は下に進まないよう、ご注意くださいませ。
もっとも、ネタバレしてもかまわんぜ。という方は別にいいですけど……

 思い返すと、8話以降は明らかにエヴァの雰囲気ががらりと変わりました。
アスカの登場によって、よくも悪くも賑やかに、そして明るくなったように思えます。
シンジ君も少しずつではありますが、性格的に明るくなっていったし、
寡黙なレイもそこはかとなく口数が増え、そしてシリアスだったゲンドウと冬月が、
「ぬるいな」、「ああ」などといったギャグをかますなど、
違う意味でも面白くなっていきました。

 私はそれを微笑ましく観ていたわけですが、
その過程で、私にとって大きな転機が訪れます。
そして、それによって私はより深くエヴァに興味を持つこととなったのです。
それは、第10話「マグマダイバー」でした。
この話がファンの間でどんな評価されてるのか知る由もありませんが、
私にとっては、非常に重要な回だったと今でも思えます。
それはアスカの活躍だとか、ミサトとアスカの入浴シーンだとか、
そんなことじゃなくてですね、なんと言ってもセカンドインパクト祭り!
これに尽きます。
それほどまでに、この回ではやたらとセカンドインパクトが叫ばれるんですよ。
おめーらはセカンドインパクト村の村人かっつーの!って言うくらいに。
それはもう、一回や二回なんてものじゃありません。
三回は言ってますよ(笑)。
まず、加持さんが初っ端で、シンちゃんに「加持さんも修学旅行行ったんですか?」
とか、そんなこと聞かれて、「あの時はセカンドインパクトだったからなあ」
ってな感じのことを言って、
次に、使徒を捕獲しようと提案したゲンドウに対して委員会(ゼーレ)の人が、
「セカンドインパクトの二の舞になるぞ」ってなことを言って、
最後に、入浴してる際に、ミサトが自分の腹の傷についてアスカに、
「ああ、これ?セカンドインパクトの時にちょっとね…」みたいなことを言ったのでした。

 前述したように、私は第7話を観ていません。
そして、その第7話ではセカンドインパクトがどんなものだったのかについて、
語られていました。
ですから、その頃の私はセカンドインパクトが何なのか全然知らなかったわけで、
ゆえに、「セカンドインパクトってなんや!」と、物凄く食いついたのでした。
と同時に、「そういやぁ~エヴァって謎が多いよなあ」と、今更ながらに気付き、
「結局、使徒ってなんなんだろうな?」
「それ以前に、エヴァもなんなんだ、あれ?人造人間?汎用人型決戦兵器?
訳分からんわ!」
「そして、第2話で見せた暴走はなんなんだ?」
「そもそも、なんでシンジ達しか乗れないの?」
「14歳ってところに何か意味あんの?」
「セカンドインパクトってなに?」
「この前、加持さんが持ってきた最初の人間アダムってホンマにあのアダム?」
…etc。

 ってな感じで、ここに来て私は初めて「エヴァ」の世界観や謎に対して、
大いに興味を持ったのでした。
そして私の飽くなき好奇心は、第14話「ゼーレ、魂の座」で最高潮に達します。

 忘れもしません。
この第14話が放送されたのは、お正月真っ只中の、1月2日か3日、
それも朝の7時か8時頃でした。
幸い、私の実家ではTVQが映る上に、私の部屋にもテレビがまだ置いてあったので、
親に気付かれることもなく、布団でぬくぬくとしながら観ることが出来たのでした。
ただ、物凄く眠かったですが(笑)。
 しかし、それも束の間のことでした。
当初こそ、「な~んだ、年末年始および第12、13話辺りでありがちな総集編かよ」
と思っていたのですが、「第三使徒 サキエル」と例の黒バックに白文字で表示された
時、私の脳内にエリクトリックサンダーが走りました。
私も無駄に色んな知識があるものですから、この時点で気付いたのです。
これって天使の名前じゃん!と。
そしてこう思いました。
使徒って天使だったのかよ!
するってえと、あれかい?
このまま話が進んでいけば、ラスボスは神?
ひょっとして、これって、神の裁きによって滅亡を宣告された人類が、
神に抗おうとする壮大な物語なのでは?
やるなあ庵野、オラ、ワクワクしてきたぞぉ~。
と。
 私の眠気はいつの間にか吹き飛んでいました。
それどころか、エンドルフィンとかアドレナリンが出まくりで(気持ち的にね)、
それ以降というもの、
「ゼーレのシナリオどおりにだとぉ!!」
「ダミープラグだとぉ!!」
「潔癖症は人の間で生きていくのが辛いだとぉ!!」
「零号機の中は綾波のにおいがするだとぉ!!」
「暴走だとぉ!!」
「零号機が殴りたかったのはリツコだとぉ!!それも間違いなくだとぉ!!」
「って、なんでやねん!」
「アダム計画だとぉ!!」
「ロンギヌスの槍だとぉ!!あのキリストを処刑した際に使われたという……
そういやぁ、『孔雀王』でも出てきたよなあ」
ってな感じで、やたらハイテンションに驚きまくり、
その時の私は、かつてない程にエヴァを堪能することが出来たのでした。
(アホっぽいけど、冨樫や虎丸にでもなったつもりで一々大げさに驚くのは、
やってて意外と楽しいものですよ。ぜひお試しあれ)

 もっとも、次回予告でミサトと加持のロマンス(っぽいもの)を観せられた時は、
私のテンションもめっきり下がってしまいましたし(笑)、
下手したら見逃しかねないところだったのですが、
次週、そこを何とか堪えて観てみると、これまた色んな情報がわんさか出てくるわ、
ミサトと加持が昼ドラを演じるわ(って、これは別にどーでもいい)、
終いには磔にされたアダムが出てくるわで、結果的に、
私はより深くエヴァの謎に興味を持つこととなったのでした。

疑いようもない!オレは今、猛烈にエヴァにハマってる!

私はようやく自分の本当の気持ちに気付きました。
しかし、それから程なくして、まさかあんな悲劇を見せられることになろうとは、
その時はまだ知る由もなかったのです。

                        つづく

|

« おかえりなさい、なおくんさん | トップページ | 隠の王 »

アニメ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/55586/45559212

この記事へのトラックバック一覧です: J影虎エピソードE~私とエヴァ~その参:

« おかえりなさい、なおくんさん | トップページ | 隠の王 »