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2009年7月 4日 (土)

J影虎エピソードE~私とエヴァ~その弐

第二章 エヴァにハマりゆく私 

 ひょっとしたら、エヴァを「観てやる」つもりが「観せられていた」のかもしれない。
後になって考えると、そう思わせられます。
ひょんなことからエヴァを知り、第1話を観たものの、その時点での感想は
「あんま面白くねえな」でした(笑)。
ところが、エンディングの「Fly Me to the Moon」が凄く気に入ってしまったため、
「次も観てみるか」と思い、引き続き第2話も視聴することとなったのですが、
この時私は、何を血迷ったのか、ビデオに録画していたのです。
正直、なぜあの時私がこんなことをしたのか、自分でもよく分かりません。
エンディングが気に入ったのであれば、エンディングだけを録画すればいいはず。
なのに、私は18:28分頃からテレビの前でスタンばって、そしてOPが始まる直前に
手動で録画を開始したのです。
その時の私は、ひょっとしたら、エヴァお得意のサブリミナル効果による
マインドコントロールを受けていたのかもしれません。

 そういうわけで、私は第2話を録画しながら視聴していたのですが、
相も変わらずイマイチ感はぬぐえませんでした。
そう…CMがあけるまでは………。
そしてCMがあけてしばらくして、状況は一変します。
エヴァ初号機の暴走、そして使途との激しいバトルに私の目は完全にテレビに釘付け
となったのです。
そして観終わった後も、そのシーンをビデオで何度も繰り返し観てしまいました。
「ひょっとしたら、このアニメは実は凄いのかもしれない」
私はいつしかそう思うようになり、無意識にエヴァの視聴を続行することを
決めたのでした。

 しかし、その後の第3話と第4話はイマイチで、なんとも眠たい話でした。
戦闘シーンもありましたが、第2話に比べると全然迫力がありませんでしたし。
ただ、ミサトとリツコがヤマアラシのジレンマを語るシーンに、感じ入るものがありました。
「大人になるということは、くっついたり離れたりを繰り返して互いに傷つけあわない
距離を取る事」という件に。

 私にとってエヴァの最大の魅力というのは「謎」の部分によるところが大きかったの
ですが、当初はこういった、ちょっと光るセリフやそこはかとなく哲学チックなところに
も惹かれていたので、それが積み重なって相乗効果となり、後にハマルことになるの
ですが、それはまだもう少し先のお話。

 まあ、こうしてちゃんと視聴続けてること自体ハマってる証拠だろ!
と言われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は第5話は見逃してるんですよね。
その理由は今となってはよく覚えていないんですが、確か学園祭か何かで18:30
までに帰れなかったからじゃないかな~と。
もちろん、録画予約することも考えたかと思うんですが、
当時の私は、フジテレビで水曜21:00から放送されていた『正義は勝つ』というドラマ
にハマってて、それを第1話から録画していたものだから、
そっちを優先してしまい、エヴァはなくなく切り捨ててしまったんですよ。
エヴァも録画すると、間に挟んじゃいますから。
ビデオのラベルに『正義は勝つ』と書いてあるのに、途中でエヴァが入ってたら
おかしいでしょ?

 つまり、この時の私にとって、エヴァはまだ何よりも優先すべきものではなく、
正義は勝つ > 新世紀エヴァンゲリオン
でしかなかったのです。
もっとも今となっては、この公式も完全に逆転してますけどね。
って言うか、なんで当時の私はあんなしょーもないドラマにハマっていたのか、
理解に苦しむ程です。
おそらくは、鶴田真由が出てたからなんでしょうが(当時は鶴田真由のファンだった)、
織田裕二主演で法廷ものとあっては、観るしかないじゃないかぁ!
…でも、結局は「なんだかなあ~」という評価にしかならなかったんですけどね。

 という訳で、かなり脱線してしまいましたが、脱線ついでに言いますと、
当時の私はSFCの『タクティクスオウガ』にハマっていまして、
第5話が放送された日も死者の宮殿の攻略に精を出していました。
思えば、この作品があったからこそ、プレイするために自宅にいることが多くなり、
結果、エヴァを視聴しやすい環境が出来たのではないだろうか。
それまでは、そこそこ好きだったにも関わらず、『ミュータントタートルズ』を
さほど視聴していなかったことを考えてみても、一理あるように思えます。
人生、どこで何がどう役立つか分からないものですね。

 まあ、そんなわけで、次の週の第六話はちゃんと視聴したわけですが、
いきなりシンちゃんがピラミッドにやられていたんで、ちょっとびっくりしたと共に、
「ああ、そう言えば先週観てなかったんだよな」と改めて気付かされました。
ピラミッドと言うのは、もちろんラミエルのことです。
当時はまだラミエルなんて名前明かされていなかったし、パッと見、ピラミッド
じゃないですか(本当は正八面体だが)。
だから、当時の私はラミエルをピラミッドと呼んでいたのですが、
これも今となってはほろ苦い良い思い出です(笑)。
そんなこんなで、日本中の電力を集めるという大規模な作戦が展開され、
激しいバトルが繰り広げられたわけですが、それにはさほど何も感じませんでした。
むしろそれよりも、シンジとレイがちょっと分かり合えたようなラストシーンを見て、
「ああ、この前のミサトの時と同様、こんな感じでこれからも他のキャラと心通わせて、
シンジ君は成長していくんだなあ。なるほどなるほど、王道パターンだよねえ」と、
私は勝手に納得していたのでした。
 しかし!その時の私は、このシーンが示す本当の意味はおろか、
エヴァの真の恐ろしさに、まだ気付いていなかったのです。

                         つづく

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