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2009年7月19日 (日)

J影虎エピソードE~私とエヴァ~その伍

第五章 謎 謎 謎 

第18話「命の選択を」以降、私が危惧したとおり、エヴァはどんどんと悲劇的な展開を
辿るようになっていきました。

  以下ネタバレですので、ネタバレ上等!という方のみ反転させて読んでください

シンジ君はま~たエヴァに乗らないって言い出すし(まあ、気持ちは分かるが)、
初号機はなんか暴走してゼルエルを食ってしまうし、
加持さんは途中リタイアするし、アスカは自我崩壊していくし、
レイの恐るべき秘密が明らかになるし、その過程でリツコさんはゲンドウに捨てられるし
第24話でひょっこり現れた新キャラは首ちょんぱされるし、
その上、シンジ君やアスカ、そしてミサトさんの苦悩までも延々聞かされるし……etc


 …とまあ、こんな感じで本当に観ていて痛々しいところが多々あったのですが、
それでも私が頑張って視聴続けられたのは、謎への好奇心が何よりも強かったことと、
エヴァの前に観る『愛天使伝説ウエディングピーチ』のおかげでした(笑)。
と言うのも、この『愛天使伝説ウエディングピーチ』というアニメ、
一見セーラームーンのパチモンみたいなのですが、実際にその通りで(笑)、
それゆえに、『エヴァ』が型破りなアニメなら、こちらは予想も期待も裏切らない、
全ては予定調和のままに、勧善懲悪とお約束的な展開でがっちり固めた、
「型にはまったアニメ」であり、安心して観られるというところが大きかったと思います。
 ですから、当初は前座でしかなかったのが、いつしか本当に楽しんで観るようになって
しまい、「ああ、面白かった」と満足してしまった後、思い出したかのように、
「ああ、そうだった。ここからが本番だった」とか、
「ここからが本当の地獄だ」などと、もはや何のためにエヴァを観ているのか
一瞬分からなくなる程でした。

 しかしそうは言っても、やはり謎の部分は解明されることがなく、
むしろ増殖し続けるばかりだったので、私はこれまで以上により深くハマルこととなり、
そして第24話でそれはピークに達します。

 この時、私はなぜか友人の家で友人3人と一緒に観ることになったのですが、
その内の1人は私と同じく、第1話からちゃんと視聴している、いわば玄人であり、
そしてなんと!
彼もまたエヴァの前に『ウエディングピーチ』を観てると言うんですね~。
すごいですね~怖いですね~。
これには私も大いにシンパシーを感じ、

「やはりツウはこれを観ませんとな」
「さよう。まずは前座としてこれを観ないと始まりませんからな」
「でも、実はこっちが本命だったりして」
「アッハッハッハ」

…といった談笑を交わしていたのですが、
エヴァ初心者の残り2人の友人はポカーンとしていたのが印象的でした。

 とまあ、このように傍から見てると実にシュールこの上ない光景だったのですが、
その後も『ウエディングピーチ』を観ながら、エンジェルリリイが「柳葉様、柳葉様」と
連呼するのを見て「なんでこいつ様付けやねん!」
「こんなこと学校でされたら周りひくわ」
などとツッコミを入れたりして、予想以上に盛り上がったのでした。

 しかし、「柳葉様、柳葉様」と連呼していたエンジェルリリイ役のゆかなさんが、
今では第一線で活躍する実力は声優になっているのですから、
今振り返ってみると、時代の流れを感じさせられますね。
『モルダイバー』やってた頃は初々しかったのにねえ~。
今ではあんなに立派になっちゃって………

 …と、話がそれてきたので、戻しますと、
『ウエディングピーチ』を観終わった後、いよいよ本番のエヴァになったわけですが、
この時もなんとも言い難い不思議な雰囲気が漂ってました。
ご承知の通り、この第24話は後半で第九がかかるまでは音楽が全然流れず、
前半はただただシンジとカヲルの会話がメインで進んでいくものですから、
皆それをだま~って聞いているという状況だったんですよ。
これも傍から観ると異様な光景だったんじゃないかなあ~と思いますね。
しかも、私と先程紹介した玄人のY君(仮にこう名付けます)が真剣に観るのは分かる
けど、エヴァ初心者である残り2人、Ⅰ君とK君も割と真剣に観ていたのを思うと、
やっぱエヴァってのは人を惹きつけるものがあるのかなあと、改めて思いました。
もっとも、ただ単に我々に気を使って黙っていたというのもあるんでしょうけどね。
ただ、K君の場合は、「私の体を好きしたらどうです?あの時みたいに」とか、
「好意に値するよ」、「好きってことさ」などといった過激なセリフに露骨に反応して
表情に変化が表れていたようでしたが。

 まあ、そんなこんなで、CM明けてからというもの、
例の衝撃的な展開を見せられることになったのですが、
結局、謎は解明されることもなく、逆にここにきて新たな謎が出てきたものだから、
私もY君も、ある1つの不安を抱かずにはいられませんでした。

「これって、絶対あと2話で謎解けんやろ」

私はY君が言ったことに同感でした。
ホンマにあと2話で、全ての謎が解けるのか?

 そう考えれば考えるほど、私は不安にかられましたが、
その不安は見事に的中し、そして事態は思わぬ方向に進んでいくことになるのでした。

                        つづく

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コメント

自分なんか主食がウェピーで箸休めがエヴァだったのに、世間の流れは逆だったんだな…。

投稿: | 2009年10月19日 (月) 13時52分

>自分なんか主食がウェピーで箸休めがエヴァだったのに、世間の流れは逆だったんだな…。

うーん、どうなんでしょうねえ。
実際、リアルタイムで放送されてた頃は、
エヴァもそれほど認知されていたわけでも
なかったみたいですからね~。
ブームになったのは、放送が終わって約1年後、
映画化が決まってからでしたから、
本当のところどうだったのかはよく分かりませんね。

投稿: J影虎 | 2009年10月25日 (日) 10時09分

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