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2010年7月10日 (土)

あずまんが大王

オススメ漫画その 58 あずまんが大王

あずまんが大王1年生 (少年サンデーコミックススペシャル)
あずまんが大王1年生 (少年サンデーコミックススペシャル) あずま きよひこ

おすすめ平均
stars出来の良い4コマ
stars一冊の本としてのレビュー
stars期待値は超えなかった
starsおもしろい
starsとても満足

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 【概 要】

舞台は、とある高校。 
マイペースでわがままなゆかり先生のクラスに、天才少女ちよちゃんが編入してきた。
ちよちゃんは10歳だけど、とっても頭がいいので高校生になったのだ!
さらにゆかりクラスには、元気とやる気だけは誰にも負けない暴走女子高生ともちゃん。つっこみ上手でいつもダイエット中のよみ。
クールでスポーツ万能でネコが大好きな榊さん等々の個性的なメンツが揃っていた!
そして、大阪から、超天然ボケ少女、あだ名もそのまんま大阪がやってきて、
ゆかりクラスはますますにぎやかになるばかり!
果たして、ちよちゃんたちは、まともな高校生活を送ることができるのか!?
彼女たちの3年間を超駆け足でお届けします。

…ってな感じで、タイトルからは内容が全く想像できないが、
蓋をあけると、なんのことはない、女子高生のゆったりまったり、ほのぼのとした
高校生活が描かれてるだけだという、恐ろしいお話。

 【適当コメント】
まあ、今更敢えて説明することもないでしょう。
それくらいにこの作品は今や超有名なので、ここでは『あずまんが大王』の死角
と称して、正しい楽しみ方を解説します。

 あずまんが大王の死角~正しい『あずまんが大王』の楽しみ方~

言うまでもなく、この作品は今や超有名にして超人気作品ではありますが、
中にはこの作品のどこが面白いのか分からないという人もいるのではないでしょうか?
まあ、その理由は人それぞれであり、色々と考えられるので、
一概に、これから私の言うことがホンマに効くのかどうかは定かではありませんが、
1つ騙されたと思って、実践されることをお勧めします。
…騙されますから。
…戯言だけどね。

 まっ、冗談はさておき。
とにかく、まず試していただきたいのは、ズバリ!
ちゃんと最初から読むということです。
はい、KCの第一巻の1ページ目からです。

 実は私も最初読んだ時は、あんまり面白いと思えなかったんですよね。
ある日、ツタヤに行くと、ふと『電撃大王』が目にとまり、そこに『あずまんが大王』
の文字を見たので、「ああ、噂に聞く『あずまんが大王』はこれに連載されてたのか~
と思い、油断なく躊躇いなく即座に『電撃大王』を手に取り、読み始めた訳ですが、
その時は正直、全然面白いとも思えなかったし、何が面白いのかすら分からず、
途方に暮れてしまいました。
「え?なんなの、これ?今はこういうのが面白いって言うの?」
考えても考えても、私はどうしてもそれが面白いとは思えなかったのです。

 さて、これは一体全体どういうことだったのでしょうか?
答えは簡単。
それは私が何の予備知識もなく、いきなりストーリーも終盤、
それも、みんながちよちゃん家で受験勉強をするために集まり、
さらにあろうことか!大半が大阪の見る夢だったという、
初心者にはハードル高過ぎだろ!
と言えるような内容だったからなのです。
もちろん、大阪の夢に出てくる「ちよちゃんのお父さん」とやらも、
当時はなんのこっちゃさっぱり分かりませんでした。

 しかし、それから月日が流れ、ひょんなことから今度はアニメ版を観た時、
私は「すっげー面白れー」と思いました。
そのあまりの面白さに溜まりかねて、原作に手を出し、ちゃんと1巻から読み始めた
ところ、この作品の魅力にどっぷりつかることとなってしまったのでした。
そして、最終巻である4巻を読み進めていくと、あの時面白いと思えなかった話が
今度は面白いと思えるようになっているではありませんか。
つまりこれは、ちゃんと最初から、1巻から読み始めたことで、
各キャラの性格や人となりが掴めたからこそ、面白く感じられるようになったという
わけなのです。

 このように、この作品の面白さを堪能するには、まずメインキャラの性格や
人となりを知ることが絶対条件となります。
それゆえ、無造作に無作為にこの作品を読んだとすると、
多くの人は、メインキャラの大半について「変な奴」という印象しか受けないでしょう。
大阪の言動なんて特にそうです。
この『あずまんが大王』を、さほど面白いとも思えないという方は、
まさにこのようなことに起因してるのではないでしょうか。

 ゆえに、そのような方で、まだこの作品をろくに読んでないというのであれば、
今一度、最初から読み直すことをお勧めします。
それでもダメでしたら、もうどうしようもありません。
単に感性が合わないとしか言いようがありませんので、
こればっかりは自分自身でどうにかするしかないでしょう。

 最後に、アニメと原作の両方を楽しみたいというのであれば、
これは『けいおん!』とは逆で、先にアニメの方を観ることをお勧めします。
これも私の体験談で誠に恐縮ではあるんですが、
たまたま一回観たアニメが面白かったため、ついつい原作に手を出し、
一気に読破してしまってからというもの、原作が面白過ぎたためか、
それ以降、アニメの方が純粋に楽しむことが出来なくなってしまったのです。
確かにアニメの出来も十二分に良いことに間違いはないのですが、
やはり所々、原作と比べて違和感を感じたりすることも多々あったため、
先にアニメを観て、それから原作を読めば、両方とも存分に堪能することが
出来たのになぁ~と、後になってちょっとばかし後悔してしまったので、
まだどちらも観てない、読んでないという方は、まずアニメを観て、
それから原作を読む方がよろしいかと思います。
もっとも、これはあくまで私の主観でしかありませんので、
参考程度に留めつつ、その辺の最終判断は各々でされるよう、お願い申しあげます。
長文スマソ。

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コメント

 私もアニメに関して全く同意見ですねー

苺ましまろとかハロルド作石、あだち充作品とかコマ間の空気読ませる作品はそもそもアニメ向いてないんじゃないかと思ってるんですが

投稿: なおくん | 2010年7月13日 (火) 22時23分

『よつばと!』とかはどうですか?ワタクシは途中でリタイアしてしまったんですが。。。

投稿: オキナ | 2010年7月13日 (火) 23時13分

 なおくんさんへ

まあ、それでも『あずまんが大王』は頑張ってた方だとは思いますけどね。
間のとり方とか、絶妙な時もありましたし。
後、音楽もほのぼのしていて良かったと思います。
サントラ聴いてると、「平和だな~」と和みます。


 オキナさんへ
『よつばと!』も確かに面白いですね。
あのくらいの子どもがいる親御さん辺りにもウケるのではなかろうか?
リサーチしたわけじゃないので、よく分かんないけど。

投稿: J影虎 | 2010年7月14日 (水) 01時14分

すごく共感しました。自分もきっかけがアニメだったから。
レンタル屋さんでパッケージにちよちゃんの「あ!」のふきだし?ちよちゃんがあたかも面白いですよ!見てくださいと言っているようで思わず借りてきた全6巻。世界が変わった瞬間でした。最も印象的だったのはちよ父のシュールさです。
ぼくにはちよちゃんのお父さんがかなりの割り合いで頭に刻まれました。しかし後々見返してみるとちよ父って少ししか出ていなかった。まったくj自分の脳内はどんな科学反応がおきていたのやら... とにかく価値観をひっくり返されるほど面白かったです。
どんな天才が作っているのか知りたくてほどなくしてコミック
全巻揃えましたが、むしろアニメより衝撃受けたかもしれません
。榊、大阪、神楽、よみ、とも、ちよちゃんそしてかおりん。
どのキャラクターも優劣つけがたいほど愛すべきキャラで、
そこには萌えではなく共感と友情さえ覚えてしまいました。
自分はスヌーピーが今も昔も好きで愛してやみません。
作者あずまはよつばとでマイケルM・シュルツの域に来たのかも
そう思えるほどパーフェクトな世界観を描き出しています。
あずまんが大王はその前夜の作品でしょう。世界の終わりにして始まり恐怖の大王。??? ぼくの中で最も大切な作品です。

投稿: カントの弟子 | 2010年8月20日 (金) 21時40分

カントの弟子さん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
私が提唱する理想的な楽しみ方をされたそうで、
羨ましく思います。
確かに価値観変わりますよね。
アニメもそうですが、再読性があるという原作の
キャッチフレーズも伊達ではありません。
当時、KC全4巻を何度読んだことか。
飽きるほど読んだはずなのに、今読んでもまだ面白いと思えるし、
ついつい読まされてしまう魅力には脱帽させられます。

 >自分はスヌーピーが今も昔も好きで愛してやみません。
>作者あずまはよつばとでマイケルM・シュルツの域に来たのかも

 奇遇ですね。
私もスヌーピーは大好きで、原作も何冊か持ってます。
確かに、日常生活の中にある笑いやシュールさという点では、
この両作品は通じるところがあるのかもしれませんね。
まさに、あずま先生は東洋のマイケルM・シュルツや~。

投稿: J影虎 | 2010年8月21日 (土) 20時34分

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