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2013年12月31日 (火)

名指しの誹謗中傷は暴力に等しい

 インターネットをやってると、他者との意見の食い違いから口論になったり、思わぬトラブルを招くことも往々にしてあります。
 誰しも少なからず経験があるのではないでしょうか?
 しかし、ここで1つ気を付けなければならないのは、決して必要以上に相手を名指しで非難してはいけないということです。
 正当性のある非難であれば、許されることもあるでしょう。
 しかし、これが誹謗中傷であったなら…それは単なる悪口でしかなく、名誉毀損や侮辱罪といった犯罪になるのです。
 こう言うと、「そいつはちょっと大げさだぜ・・・・・・。ハッタリをかませすぎだ・・・・・・」
と思われる方もいるでしょう。
 しかし、それは大きな間違いです。
ネット上とは言え、下手に相手を名指しで誹謗中傷すれば、そういう目に遭う可能性も十分にあるのです。
 3か月程前、私はとあるHPの掲示板で、個人情報を晒され、またいわれのない誹謗中傷を受けました。
 幸い、その書き込みは削除された訳ですが、書き込んだ方には、まるで反省の色がありませんでした。
 もっとも、この件については、最近一応の謝罪がなされたので、これ以上問題にする気はサラサラありません。
 ただ、彼には彼の発言が単なる悪口、誹謗中傷であり、それが侮辱罪、名誉棄損にあたるという認識があったようには見受けられなかったので、今回この件を取り上げた次第です。
どうか1人1人が、今一度自身の言動を振り返り、省みるきっかけとなれば行幸です。

 彼とのいざこざは話せば長くなるので、その詳細はまたの機会にするとして、簡潔に言うと、彼がツイッター上で私を悪く言ってたので、こちらも応戦(ツイッターで嫌味を言う。名指しはしてない)してたところ、ある日彼が私のとあるツイートを自分に向けた悪口だと勘違いし、とあるサイトの掲示板で私の個人情報を晒し、非難したと…そういうわけです。
 しかも、それが勘違いだと分かっても、彼は誹謗中傷をやめなかったのです。

 まあ、そんなわけで、私は「あなたは取り返しのつかないことをやったんですよ」と何度となく言いましたし、最近では「名誉毀損、侮辱罪になるんですよ」とも言いました。
 しかし、前述したように、彼がそのような認識を持ってるとは到底思えませんでした。
 おそらく彼は、「言われるようなことをしたあんたが悪いんだろ!」くらいにしか思っていなかったのではないでしょうか?

 しかし、彼は私を名指しでボロクソに言ったわけで、 この名指しというところが問題なのです。
 インターネット上で何かを発言すると言うことは、世界に向けて発信することでもあります。
 つまり、私への誹謗中傷が不特定多数の人に見られ、私という人間が、誹謗中傷の内容さながらに見られる、思われるということでもあるわけです。
 それはすなわち、私が公の場で侮辱されたことを意味し、名誉を棄損されたということでもあるわけで、侮辱罪や名誉棄損が適用されてしまうのです。
 

 こう言うと、いささか大げさな気がするかもしれません。
この程度の悪口や口論は日常的に頻繁に行われてるじゃないか。
すると、それら全部が侮辱罪、名誉棄損になるのかよ?
と思われるかもしれません。

 しかし、結論から言えば、適用されるのです。
訴えようと思えば訴えられるのです。
ただ、みんなそれをしないだけなのです。
手間がかかるし、費用もかかるし、人間関係までもこじれることになるし…。
 つまりは、めんどくさいからやらないだけなんです。
やろうと思えばやれるけど、それを一々やっていてはキリがないし、労力を考えれば割に合わないから、みんなどこかで折り合いをつけて我慢しているというのが実情なのです。

 

 実際、私も知り合いの司法書士と弁護士に相談しましたが、要件はそろってるので、訴えようと思えば訴えることは可能だそうでした。

 ですから、もし彼があのまま謝罪をしなかったら、今頃私は彼を訴えていたのかもしれません。

 
 そういうわけで、ネット上でムカつくこと、ムカつく奴というのは、往々にしてあるものですが、名指しで非難すると事がこじれる他、取り返しのつかないことにまで発展することにもなりかねないのです。

 私が決して名指しで人を非難しないのは、正にそのような理由からであり、名指しで非難したがために、当事者の思惑を超えて大きなトラブルになったケースはいくつもあります。
 最近では、乙武さんと、とあるイタリア料理店のいざこざがこれにあたります。

 こう言うと、「俺の場合は、フォロワー数も少ないし、ブログのアクセス数も少ないし、そんな影響力なんてないよ」と言われる方もいるかもしれません。

 しかし、これと似たようなケースが、以前リーガルハイというドラマで取り扱われ、このように言われていました。
 閲覧者が非常に少ないブログでの誹謗中傷に対し、「ネットだから何を書いてもいいという時代はとっくに終わったんです」「毎日25人前後の閲覧者がいます。毎日25人を集めて私の悪口を言っている」「これが名誉毀損でなくてなんなんでしょう?」と…。

 つまりは、そういうことなのです。
最近は、やたらめったら、ブログなりツイッターなりで、炎上騒ぎが起き、それがもはや日常茶飯事と化しています。
 それゆえに、多くの人はこういった「他人の悪口言ってはいけませんよ」とか「誹謗中傷してはいけませんよ」という基本的なことを失念しているのではないでしょうか?
 以前の、それもインターネットが普及し始めた頃と言うものは、まだ平和でありましたし、サイトの掲示板等にも「誹謗中傷禁止」と謳われていました。
 ところが、ネットが更に普及し、ネット人口が増えたことで、この基本的なマナーが疎かになってしまったとは何という皮肉なことなのか…。
 どんな理由があるにせよ、名指しで誹謗中傷することは決して許されることではありません。
 それは、相手が悪口言ってたから、ムカついて殴った…ということと同じレベルです。
どちらが悪いかは火を見るより明らかです。
 ネットで名指しで誹謗中傷すると言うことは暴力を振るうことと同じなです。
どうか、そのことを1人1人が自覚し、肝に銘じて欲しい。
そう願わずにはいられない、今日この頃です。

 
 
 

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