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2014年8月10日 (日)

マレフィセントの感想 その弐 ステファン王がオーロラを3人の妖精に預けたのはなぜか?

先日、映画『マレフィセント』を観て、既に感想も書きましたが、そのラストでも述べたように、 映画を観終わった後、思いもよらない相方さんのツッコミがさく裂しました。
それは以下、次の通り。

 【相方さんのツッコミ】
①なんで、オーロラをあの妖精達に預けるんだよ!www
②王妃が一番かわいそうだった。なんかおかしくね?
③ドラゴンも鉄に弱いの?

 まあ、確かにね(笑)。
終わり良ければすべて良しなノリで余韻に浸ってたから、そんなこと少しも考えていなかったのですが、言われてみれば確かにその通り!
そうですよ、私も「なんで子育てをあいつらにさせるんだよ!」と、観ていた時は思ったものでした(笑)。

 そこで今回は、①の「なんで、オーロラをあの妖精達に預けるんだよ!www」について、ちょっくら考察してみることにします。
以下、ネタばれを含みますので、ご注意を!

 そもそも、あの3人の妖精達は、マレフィセント側であって、ステファン王にとっては敵も同然です。
なぜ、オーロラの誕生祝いの場にいたのでしょうか?呼ばれたのでしょうか?
あくまで敵国の陣営ではあるけど、立場的には中立とか、そんな感じだったのでしょうか?
まあ、その辺の事情はよく分かりませんので、本題のステファン王が娘のオーロラを彼女達に預けた理由について考察します。

 これも激しく意味不明ですよね。
いくらマレフィセントによって呪いをかけられたからと言って、その呪いが発動するのは15年後。
逆に言えば、15年の間はオーロラは安全なわけです。
それならば、自分の元で大事に育てたいと思うのが親心ってものではないでしょうか?
 もっとも、ステファン王は何度も兵士達をマレフィセント討伐に差し向けたりもしていましたから、何としても15年の間に呪いを解きたいという思いもあったはずなのです。
 ならばなぜ、よりにもよってあの3人の妖精に預けたのでしょうか?
実際、あの3人は人間の子育ての経験など全然ありませんでした。
マレフィセントの陰ながらの援助があったから良かったようなものの、あのままあの3人に任せていたら、呪いが発動する前にオーロラは死んでたかもしれないのです。

 しかし、それゆえに、ステファン王はあの3人にオーロラを任せたのではないでしょうか?
マレフィセントの狙いはあくまでステファン王。
そして、ステファン王は15年の間に何としても呪いを解こうとするに違いない。
しかし、マレフィセントの呪いは絶対である。
ステファン王は解けない呪いと自分の無力さ、そしてマレフィセントの翼を奪った罪の重さと後悔の念に苛まされながら、もがき苦しむ…。
そんなステファン王を見て復讐心を満たすのがマレフィセントの目的だったのではないでしょうか?
ステファン王はまさに、そのマレフィセントの狙いを逆手に取ったのです。

 【ステファン】
あの3人に子育てなど出来ぬことくらい、このステファン、とうに見抜いていたわ!
そして、マレフィセント。おまえの目的が、私のもがき苦しむ様だということもな。
ならば、おまえは呪いが発動するまではオーロラを死なせるはずがない。
そう、私はおまえを信じていたのだよ。
あの3人にオーロラを預ければ、必ずおまえはオーロラを生かすよう尽力すると。
そして私は知っている。いかに魔道に堕ちようとも、おまえの本性は善。
オーロラと触れ合うことで、必ずおまえはオーロラを愛するうようになるであろうことを。
かつて私を愛したようにな…。
そしておまえは、私の目論見どおりにオーロラを愛し、そして呪いも解いてくれた。
滑稽だな。おまえは私を弄んでたつもりだったのだろうが、逆だよ。
おまえは私の手の中で踊っていたに過ぎないのだ。
だが、それもこれで終わりだ。
今度こそ私の手で長きにわたる因縁に終止符を打ってやる。

 …ってな感じで、すべてはステファン王の筋書き通りだったのではないでしょうか?
そう考えれば、つじつまは合います。
って言うか、これをフルアーマーでかっこよく登場した時に言って欲しかったですね~。
虚淵玄さんの脚本なら、こんな展開になったのではないでしょうか(笑)

 まあ、そうは言っても、ひょっとしたらこの辺の理由は、原作を見れば分かることなのかもしれないので、もしそうであったとしたら、今のは私の単なる妄言・戯言だと思っていただけると僥倖です。

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