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2014年8月17日 (日)

マレフィセントの感想その参 マレフィセントはホンマに強いのか?

 なんやかんやで感想もついに3回目となってしまいました(笑)。
例によってネタばれですので、お読みの際にはご注意を!

 【マレフィセントはホンマに強いのか?】

 うーん、なんなんでしょう?
強いと言うか弱いと言うか、その時その時でムラがあると言うかバラつきがあると言うか、ある時は肉弾戦をやってみたり、ある時は強大な魔法を使ったり、魔法使えばいいじゃん!って思えるような場面で使わなかったり…etc。
とまあ、そういうわけで、イマイチ強さがよく分かんないんですよね。
 まず、初期の頃はどうだったでしょうか?
可憐な少女?時代。
ステファンにほのかな恋心を抱いていた、天使のような美しい翼を持っていた妖精の頃。
この頃はあまり魔法を使う描写がなかったためによく分かりませんが、魔力もそれほどではなかったのではないか?と思えます。
実際、王の軍勢と戦闘となった際にも、彼女は魔法を使わず、肉弾戦で挑んでいました。
 それが、ステファンに騙され、翼を奪われてからと言うもの、彼女はすっかり変わってしまいました。

 そして、我々が良く知る、あの魔女の姿…いわゆる、ディズニーのキャラクターの1人、魔女マレフィセントになってからというもの、やたらと魔法を使うようになりました。
カラスを人間に変身させてみたり、オーロラに呪いをかけたり、敷地内に無数の茨をしきしめたり…etc。

 このことからも、当初のマレフィセントは特に魔力が強いわけでもない、ただの1妖精に過ぎなかったのが、翼を奪われ、ステファンに強い恨みの念を抱くことでダークサイドに堕ち、あれほどの強力な魔力を得たのではないか?と思われます。
 つまり、彼女の魔力の源は憎しみ・恨みの念であったのが、オーロラと触れ合い、真実の愛を知ったことで、魔力が弱まったのではないでしょうか?

 実際に、オーロラの呪いを解くべく、城に乗り込んだマレフィセントは、なぜか魔法を使いませんでした。
あくまでオーロラの呪いを解くために潜入したのだから、下手に騒ぎを起こすわけにもいかず、隠密行動を強いられたことは容易に想像できます。
 しかし、ステファン王が配備した兵士達と戦闘になった際、今までの強力な魔法はどうした?と思える程に、彼女の戦い振りには精彩を欠いていました。
 もちろん、妖精の弱点である鉄をあれだけ周りに敷きしめられては、精彩を欠くと言うのも分からないでもありませんが、唯一有効だった魔法が、ドラゴラム(笑)。
カラスの人をドラゴンに変身させたことくらいだったのですが、それでも劣勢を覆すことはできず、気が付けばいつの間にか、そのドラゴンも鎖でぐるぐる巻きにされていました(笑)。
 カラスの人がドラゴンに変身し、火を噴いた時には、冬月先生よろしく「勝ったな」と思ったものでしたが、ふたを開ければ、この体たらくだったのです。
 それゆえ、ウチの相方さんも「ドラゴンも鉄に弱いの?」と、首を傾げておりました。

 以上のことからも、マレフィセントのこの一連の不可解な弱体化は、魔力の根源(と思われる)である憎しみ・恨みの念が、オーロラへの愛で薄らいだこと、弱点の鉄を周りに敷きしめられ、思うように魔法を使うことが出来なかったこと、そして魔法による産物も、魔法の元となるマレフィセントの弱点-鉄の影響を受けることが、その原因だったのではないでしょうか?

 最後に、マレフィセントの翼について。
ステファン王に追い詰められ、絶体絶命となったマレフィセント。
そのピンチを救ったのは、失われたマレフィセントの翼でした。
アンパンマンに新しい顔を与えるジャムおじさんよろしく、オーロラが保管されていたマレフィセントの翼を解き放ったことで、マレフィセントに翼が戻り、そこから一気に形勢逆転。
すべての元凶であるステファン王を倒すことが出来たのでした。

 とは言え、翼が戻ったマレフィセントが強くなったかと言うと、そこはなんともビミョーでした(笑)。
と言うより、特に強くなったという印象は全く受けませんでした。
 やはり、マレフィセントは魔法を使ってなんぼのもの。
彼女は悪い魔女であるからこそ強いのです!
 私が見た限りでは、彼女のピークは、オーロラに呪いをかけた時でした(笑)。
この時ばかりは、「おいおい、こんな奴どうやって倒すんだよ。こいつを倒してオーロラの呪いを解くなんて無理ゲー過ぎっぞ!」と思い、逆にステファンはこの劣勢をどう覆すのだろうとワクワクしたものでしたが、結果はご覧の通り。
 1回目の感想で述べましたが、振れまくりで安定しないマレフィセントの強さは、彼女の精神・感情・考えに大きく左右されるものであり、それはまさにマレフィセントのザ・独り相撲(笑)。

 でも、そういう人間的なところが彼女の魅力でもあり、この物語が無事ハッピーエンドとなった大きな要因でもあるのかなあとも思いますが、なにぶん原作は見たことないので、その辺の評価がどうなってるのかも分からないし、それゆえ逆にあまり知りたくもないなぁ~と思う、今日この頃です。

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