書籍・雑誌

2008年3月16日 (日)

最近のブギーポップってどうよ?

 結論から申し上げますと、もうそろそろ潮時ではないかと………。
私自身、最近のシリーズを読んでいても、以前のようなドキドキ感、ワクワク感が
ほとんど薄れてしまっていることを実感させられます。

 加えて、ストーリーもほとんど進んでいないし(厳密に言うとビミョーに進んではいる)、
それどころか時系列もバラバラで、ハートレ・スレッド以降はほとんどが過去の話だし、
それゆえ、「上遠野先生はスプーキーEレギュラー化計画でも立ててるんですか?」
みたいなことを読んでいてついつい思ってしまうし、
かと思えば、肝心のブギーポップなんて、以前に比べても恐ろしい程に出番が少なく、
それでいて、「世界の敵」とやらの相手は統和機構の合成人間にほとんど丸投げして、
(しかも、この統和機構の合成人間が、これまたいい人過ぎる奴らばっかりなんだな)
最後の最後においしい所だけかっさらっていくものだから、
さすがの私も最近は読んでいて(ブギーポップに対して)、
オラ、いい加減ムカムカしてきたぞぉ~
と思えてならないんですね(笑)。

 要所要所で、藤花からちょこっと出てきて、ポツッと何かを言ったかと思えば、
終盤まで出てくることはなく、敵との戦闘においても、統和機構の合成人間との
戦闘に疲弊したところを(もしくは気を取られているところを)油断なく容赦なく襲っては
ほとんど何の苦もなく倒してしまうんだから、なんだかなあ~と思えてなりません。
 ストーリー内においては、ほとんど関係のないところでちょこっと出てきて、
そして最後においしいところを持って行って締める………。
まるで、『世にも奇妙な物語』のタモリみたいです(笑)。
思わず、昔の『笑っていいとも』で、鶴瓶師匠がタモさんに向かって、
「あんた何もしてへんやん」
「なんや、最後に出てきて「このように(以下なんちゃらかんちゃら言って締める)」
って……」
等と突っ込んでいたのを思い出してしまいました(笑)。

 まあそんなわけで、最近のブギーポップを読むに、
色々と思うところがあったので、例によってこの作品を振り返ると共に
しょーもないことをウダウダと言ってみたいと思います。

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2006年4月30日 (日)

完全覇道マニュアル はじめてのマキャベリズム

 誰しも一度くらいは「人の上に立ちたい」とか、「リーダーシップを取ってみたい」
とか、「トップになりたい」とか、「世界征服をしたい」などという願望を抱いたことが
あることでしょう。

 しかし、具体的にどうすればいいのか?
それを理解している方は極めて少ないと思います。

 なぜならば、どうすればリーダーになれるか、人の上に立てるかなんて
誰も教えてくれないからです。
また、それを知っている人も極めて少なく、もし知っていたとしても
そんなことをわざわざ他人に教えるような人もいるはずがないからです。

 そういう意味で、この作品はどうすれば人の上に立てるか、
リーダーになれるかを、かのマキャベリの君主論を元に、小学校のクラスの覇権争い
という分かりやすい事例を用いて指南した、今までにありそうでなかった極めて
画期的な君主マニュアルだと言えましょう。

 しかも、小学校のクラスの覇権争いを題材にしているため、老若男女、
幅広い年齢層にも受け入れられるという強みもあります。

 そういうわけで、私も非常に興味を持ったので、先月購入して以来、
少しずつ読んでいたのですが、本日ようやく読み終えたので、僭越ながら
感想を述べたいと思います。

 まず最初に感じたことは、小学生がここまでやるか?と言う事です。
ここまでやる小学生がいたら正直、結構怖いです。
って言うか、ここまでやったら、そりゃ1クラスくらい軽く制圧できると思います。

 しかし、思い出してみると、私も小学生の頃、似たような事をやった気もします。
そうです、小学生の高学年と言ったら、目立とう精神も旺盛なので、
このような指南書があれば必ず実践することと思います。
そういう意味においては、この作品は大変実用的であると言えるでしょう。

 とは言え、もう既に社会人として何年も過ごしてる私にとっては、
今更これを実践したとしても、君主になるにはかなり厳しいものがあると思います。

 それゆえ、実際に誰かにこの指南書を実践して欲しいと思うのですが……。
そうですねえ、例えば近所の小学生を1人つかまえて、この作品に書かれてる事を
徹底的に叩き込み実践させ、その経緯と結果を次回のカンコンで発表すると言うのも
面白いかもしれませんね(リンク先は前回のカンコンの説明事項です)。
もっとも、多分…って言うか、現実的に絶対出来ないと思いますけど(笑)。

 次に、これは単なる私の私的な要望でしかないのですが、
脱落した者達に、もう一度這い上がるチャンスを与えて欲しかったですね。
まあ、これは単に私が応援していた子が脱落してしまった事によるものなのですが、
(ネタバレするので詳しくは申し上げませんが、Pの人ね)
そうすることで、最終的に一体誰が覇権を握るんだ?
と、手に汗握る、よりスリリングな展開に出来たとも思えます。

 とは言え、この作品はあくまで「君主論」の入門書なので、
そこまで複雑なストーリー展開にすると、逆に入門書としては難しくなってしまうので、
これはこれで良いと思います。

 ただ、「入門書」と来れば次はやはり「応用編」を出して欲しいという要望も
当然のことながら抱くわけでして、続編の「応用編」として、今度は中学・高校を舞台に
小学生の時とは比べ物にならない程の、嘘・裏切り、謀略、駆け引き等を描いて欲しい
なあと思う次第であります。

 後はそうですねぇ~。
ふと思いついたんですが、これってゲーム化すると結構面白そうじゃないですか?
ジャンルはもちろんシミュレーションで、プレイヤーは5年3組のお馴染みのメンバー
から1人選び、クラスの覇権をかけて争う。
各キャラには初期ステータスが予め設定されており、選ぶ際に多少変更できる。
ステータスの内訳は、成績、運動神経、交渉、カリスマ、人徳、悪徳、リーダーシップ、
人気、優しさ、厳しさ等があり、これらに加え、所持金とクラスメートの支持率、
各キャラやクラスメート1人1人の友好値がある。
各キャラとも、それぞれステータスにばらつきがあり、それぞれ一長一短。
例えば、キャラAは運動神経がやたら高いが成績が悪いとか、
キャラBはカリスマは高いが、それ以外のステータスが標準以下であるとか、
キャラCは人徳が高いが、悪徳が低く、それゆえ厳しい態度を取ったり、
悪いことをすれば、反動で他のキャラよりも支持率が極端に下がるとか。

 そんなこんなで、クラスメートに対して時には優しく、時には厳しく接し、
数々のイベントをこなしつつ、クラスメートの支持を得、仲間に引き込み、
勢力を拡大しつつ、君主を目指す…。
うん、こんな感じでいいんじゃないでしょうか?

 まあ、ここでこんなことをあーだこーだ言っても詮無きことですが、
続編にしろ、ゲーム化にしろ、この作品は益々の発展が見込まれるだけに、
YUKIMIさんのペギープロデュース並にスケールを大きく、メディアミックスまでも
視野に入れたところで、拡大展開して欲しいものです。




  関連リンク
完全覇道マニュアル_公式サイト
The 男爵ディーノ(著者の1人である架神恭介氏のサイト)

                      


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